饒舌なドラム、シャイなドラマー


長丁場になると思われた本日の取材
ラッキーにもサウンドチェックを見せてもらった上に
機材撮影の最中にインタビューできることになり
撮影は雨男Y君とベテランカメラマンSATO君に任せ
マサルと私は楽屋でChris Daveさんとご対面。

もー、誰が“気難しいドラマー”なんて言ったんでしょう?
Chrisさん、確かにちょっと人見知りっぽいところはあるけど
気難しいのとはちょっと違いましたよ。
「さて、今日はどんな難しい質問で僕を困らせるの?」なんて
座った途端に冗談まで飛び出したくらいですから(笑)

彼はいわゆる“本能的”なドラマーのようで
質問を投げかけても「音楽ってそういうものだろう?」という
なんとも雑誌的には突っ込み難い王道の答えを連発(笑)
とは言え、それが彼の偽らざる本心なのが明らかなので
逆に清々しさすら感じましたよ。
ただ写真撮影は苦手のようで「これ、緊張するんだよぉ(-_-)」と
かなり困った顔で言ってましたが。

取材後、今夜の1stセットを見せてもらったのですが
「えーっ、同じ人?」と思うほどの豊かな表現に面食らいました (^_^;)
観客が怖いクリスさん(本人談)、取材時に教えてくれた通りに
100%自分の世界に没頭です! それが本当にスゴい!!

ドラムセットの斜め後ろ側の席の私たちからは彼の動きが丸見え。
その動きは背中越しに見ると不器用な感じがするのですが
出てくる音の数に圧倒されるんです。
それをしっかり支えるベースのPinoさんも本当にスゴい!!
つーか、Pinoさんのベースの音、やっぱり大好き♡

まっ、百聞は一見に如かずです。(Part 1とPart 2両方見て下さい)



今夜のキットは、スネア3台、ハイハットは真ん中と右側のスネアの間
タム代わりのボンゴ、後方左右にスパイラル・シンバル(初めて見た!)
左右にフロアタム2台、大きめのバスドラ1台+短めの音のシンバル類。
Chrisさん曰く「ライブごとにキットは変わるよ(笑)」

キットへのこだわりは演奏する音楽スタイルによりけりなのでしょうが
「表現したい」という思いが強いドラマーには道具よりも表現が勝ると
実感したライブでしたね。

うん、いい息抜きができました☆


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