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4月, 2018の投稿を表示しています

一つ一つ丁寧に

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さすがにMacの前に座り続けて仕事をしているせいか ここ数日は朝起きると腰が固まっていて、ギックリ警報が鳴ってます🚨 そろそろ整骨院に行かなとヤバいかも…と思っても 午後には解れてくるので、ついついそのまま仕事してます(笑)。 う〜む、運動不足ですな、これは。 まあ、そんな状態でも、頂いたお仕事は一つ一つ丁寧にやることを 心がけて翻訳に勤しんでいるのですが ときどき妙にアカデミックな文章に遭遇するとゲンナリします。 だって、自分で翻訳した文章を読んでも意味不明だったりするんですよ! このアカデミックな文章というのは“玉虫色”の文章で 見る方向によって色が変わる玉虫の羽と同じように 読み方によっては複数の意味に読めてしまうトリッキーなものなのです。 その上、ほどんどの場合、文章が長くて、接続詞がないため 短文・散文の羅列とも言える長文だったりするのです。 声に出して読んでみてもテンポが良いわけでもなく 面白味に欠けるので“アカデミックな文章”と私は呼んでいます。 こういう文章の場合、編集者に「リライトよろしく🙏」と素直に頼みます、私。 第三者の目で読んだ方が見えるものが多いので スッキリした文章に組み直してもらえるのですよ。 アップされた文章を読んで「おお!」と納得しながら学習するわけです。 ウェッブって便利だな〜(笑)。 さて、思い起こすと…… 当時の上司の暴挙で会社から放り出されて、もうすぐ丸1年が経過します。 最初の頃は闇夜を手探りで歩いている状態でしたが 良いクライアントに恵まれたおかげで、何とか生き延びることができました。 トライアルに合格しても、こちらに仕事を受ける時間的余裕がなかったり 逆に相手から仕事の依頼がなかったりする幽霊クライアントもできるほどに 数多くのトライアルを受けてきたな〜と改めて実感しています。 前にもブロクに書きましたが、技術・産業翻訳が9割を占める業界で クリエイティブ系翻訳だけで何とか生きていける私は果報者です。 つーか、マジ、こっちの翻訳しか上手にできないです、私(苦笑)。 ただ、GW明けにクリエイティブと産業の中間に位置するような 短期のローカライゼーション・プロジェクトに参加することになり これはこれでかなり楽しみです。 プロジェク

賢さがアダに…

最近、翻訳原稿の誤字脱字が多くて凹んでいたのですが (校正時に何故かスルーしてしまうこと多し!) 昨日、その理由の一つが分かりました。 去年からGoogle日本語入力を使っているのですが このソフトは人名などの固有名詞が話題になった時々に加わって 変換候補に上がってくるので、非常に便利なのです。 しか〜し、それがアダになっていたことに気付きました。 途中まで文字を打つと変換候補が出てくるので 自分が書きたい言葉が上位候補に上がるとそれを選ぶわけです。 ところが! なぜかTabキーで選んだ前後の文字になっていることが多々あるのです。 きっと指を動かすタイミングとTabキーの動きが若干ずれるのでしょう。 さらに! 変換の上位候補に出てくる文字の中には 直前に入力ミス→変換した言葉が入っていることが多いのです。 昨日はそういう言葉を消去する方法をネットで探しました。 まあ、何やかんや言っても 最後は人力で間違いを見つけて正すしかないのですが 便利さや賢さが逆にアダになることがあると気付いて驚きました。 アナログ時代に脳みそで処理していた情報を何らかの装置に任せると その分脳みそがバカになると以前はよく言われていました。 でも、バカとハサミは使いようと言うくらいなので 情報処理装置もバカになった脳みそも、実は使い方次第なのかもしれません。 今、欲しいのは外国人アーティスト名の正式な日本語表記をまとめたサイト。 映画で言えば、allcinamaのようなデータサイトです。 洋楽データバンク というのがあるのですが、ここの表記が正式なのかは不明。 誰か知っていたら教えてください <(_ _)> さて、今日と明日はシャカリキで映像翻訳です。 先週後半から取り掛かる予定が他の仕事で埋まってしまい取り掛かれず。 昨日の夕方からやっとスタートしたという体たらくです(泣)。 ただ、映像翻訳の基準的な作業時間よりも時間がかかる原因の一つが タイムコードを細かく刻むせいだと昨日気付きました! センテンスじゃなくて“一息”で刻むクセがあるようです、私。 今日はその点に注意して作業します。 では、みなさん、Have a nice day!🐥🐥🐥

春なのに暑いぞ!🌞☀️🌞

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昨夜、久々にヨガに行って、ポーズキープが長いハタヨガをやったら 長い鼻呼吸が上手くできなくなっている上に下半身も不安定で 明らかに筋力も体力落ちているのを実感し、本気でヤバいと思い始めました。 毎日、朝から座りっぱなしで翻訳やっているので 意識して動かないとあっという間にデブになるし、筋力落ちる😭 でも、相手が翻訳原稿を待っているだろうと思うと 自分のことよりも仕事が先になるので、スパッとやめて動けない。 もうね、そんなスパイラルにハマりがちな情けない五十路です。 でも、今週末は夜ヨガに連チャンで行きます、絶対に! 今朝は Aviciiという人気DJの訃報記事 が入ってきたので 洗濯機まわしながら、コーヒー飲みながら、パンかじりながら作業して 編集者が完成記事を午前11時過ぎにアップしていました。 YouTubeで彼の曲を幾つか聞くうちに、これが心に刺さり 犬の回想シーンでは完全に涙目になってました。 その後、洗濯物を干したり、家事やったり、昼食とったりして 午後からもう1本記事翻訳を納品して、現在休憩中。 このまま気力が復活しなかったら、今日はここで店仕舞いして さっき届いたAC/DC本のゲラを読もうっと(これも仕事だけどw)。 そういえば、昼ごはんを食べながらCSでCNBCの「 Love@First Byte 」という 2012年のドキュメンタリーをぼーっと見てました。 オンラインのデートやマッチングのサイトで相手を探すサービスが アメリカでは大きな産業になっているという内容だったのですが 日本ではどうなんでしょうね? 面白そうなので後で調べてみよーっと。 今週末もいつも通り、仕事とダラダラのミックス状態で過ごす予定です。 来週半ば〆切の映像翻訳があったり 来月始まる短期プロジェクトの契約書を読み込んで署名したりと やることはてんこ盛りなので、無理せず、一つずつ片付けま〜す(笑)。 Have a lovely weekend, my friends!! 😘

終日ひきこもり

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今日は午後にヨガに行くつもりでいたのですが 続けざまに急ぎの翻訳が入ったために仕事が終わったのが21時半。 朝9時からMacの前で翻訳マシーンと化してました。 昼ごはんを作ろうと時計を見たら17時半で笑っちゃいましたよ。 今朝はパンをかじりながら仕事を始めたとは言え 動かないと人ってお腹が空かないものなんですねぇ。 ちょっと驚いた。 そうそう、前回のブログに書いた翻訳支援ツールですが Macで使う方法がないわけじゃないけど(かなり面倒そうです) メジャーなものはウィンドウズ環境でしか使えないことを発見しました。 そりゃあ、どう転んでも導入できませんわ、私。 20代半ばから筋金入りのMacユーザーですもの。 どうも翻訳業の8〜9割が産業・技術翻訳らしいのですが そんな分野があることすら知らずに最初からクリエイティヴ系翻訳だし 最初に提供されたコンピュータがMacで、以来Mac一筋だし 何から何まで無意識にマイノリティな自分に呆れました。 メジャー志向になって普通の生き方をしたいと望んでも 自分の心に従うと、道があるんだか、ないんだか、よくわからない脇道を 歩いているんですよね、これが(笑)。 そのせいで苦労していると傍から言われるのに 自分では苦労という自覚ゼロのノーテンキな性格が幸いして テキトーに楽しく生きているので、これはこれでいいのでしょう。 仕事を終えてから、そんなことを考えていたら 唐突にコレが聞きたくなりました! この頃のメタリカが一番かっちょえ〜〜〜❤️💓💗💖💗💓❤️ いや、ほんと、悲しいけど本当のことってけっこうあるものです。 若い頃の細身が跡形もなく消えた50代とかね。 つーか、ひきこもっていちゃダメです、私! 明日はサクサク仕事を終わらせてヨガに行こ〜っと!!!

翻訳支援ツールとTOEICの土曜日

翻訳の仕事を探していると、よく見かけるのが 「Trados Studioで作業する」のようなツール指定です。 去年ある翻訳会社の指定でクラウドのMemSourceを使って 仕事をしたことがあるのですが、映画作品のシノプシス等の翻訳で 翻訳支援ツールを使っている理由が理解できなかったのを覚えています。 俳優や役名、作品名などの固有名詞の日本語表記の統一が目的と 推測できたのですが、それ以外の使いみちが不明でした。 ただ、私以前に他の書類に入っていた同じ英文を訳した人がいたようで 私が訳そうとする書類の途中に他者の翻訳が入っていたときには驚きました。 前後の文脈と合わなかったので書き換えましたが(苦笑)。 そんな状態なので、翻訳支援ツール指定の仕事は無理なのですが どのような翻訳者がツールを使うのかがずっと気になっていました。 そこで、今日、ネットで調べてみたわけです。 そしたら、技術翻訳・産業翻訳の翻訳者がメインで使っているとのこと。 編集部の表記統一リストを参照して作業する私の翻訳とは畑違いでした。 確かに、文脈に沿わせたり、日本語らしい文章を作る文章力よりも 伝える内容に重きを置くマニュアルなどの翻訳には有効ですね。 でも、エンターテインメント系の翻訳の場合は必要ないと思います。 編集部指定の「表記一覧リスト」があれば言葉の揺れも最小限に抑えられるし 作品名・人名・役名などの固有名詞の日本語表記は 動画配信会社、映画配給会社、レコード会社のサイトで確認すればいいだけです。 そういう一手間を惜しむ人にはエンターテインメント系の翻訳は無理かも。 そもそも「楽に翻訳する」という発想自体が自分にはないし 人を楽しませる分野の翻訳が“楽を求める”のも、なにか違うと思いますわ。 そんなふうに楽を求めたら、最後にはAIに取って代わられるわけで 翻訳者の日本語力やセンスが内容の面白さを引き出すエンタメ系翻訳までもが 産業翻訳的になったら、本当に味気ない世界になりそうで怖いです。 そんなことを考えていたら悲しくなったので 本日は午後からTOEICのサイトにあるL&Rのサンプルテストをやってみました。 全問正解だったのですが、あれ、途中で集中力が途切れますね(汗)。 内容自体はフツーにつまらないし

気にするのはやめた✌️

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ほぼ毎日WEB記事の翻訳を行っている今日この頃。 WEBゆえ、翻訳が終わるとその日のうちか翌日にはアップされるので 翻訳の記憶が新鮮なうちに編集者の手の入った記事を読むわけです。 かつて紙媒体の仕事がメインだった頃は 翻訳から出版まで数週間〜数ヶ月空くことがほとんどだったので 完成記事を読む頃にはすっかり忘れ去っていました。 ほぼ全記事「あれ、これ、私やったっけ?」状態(笑)。 そんなノンキな時代をほんのちょっとだけ懐かしみながらも 今のスピードはけっこう気に入っています。 だって、自分のダメな点が翌日にはハッキリわかるんですもの! そして、私が記事翻訳をやっている媒体はYahoo!ニュース配信しているので 最初の頃は「どんなコメントがあるのかなぁ」的にチェックしていました。 でもね、これ、確実に気分が悪くなるだけとすぐに気付きました。 それでもマトモなコメントがあれば…としばらくチェックを続けたけど やっぱり見ない方がいいと決めました。 世の中の悪意というか、八つ当たりというか、とにかく『負』一色。 重箱の隅を突っつく粗探しや意味不明な内容が多くて辟易しました。 こういう負の空間には近寄らないのが一番です。 そして、長らく気になっていた例のA4で15ページのwikiHow記事は 昨夜やっと翻訳&初稿校正を終えてサイトにアップし 脳がリフレッシュした今朝、2時間近くかけて再校正しました。 文章スタイル指定&13,000字の原稿なので時間がかかるのは仕方なし。 実は上のwikiHow記事は「 優しくする方法 」というもの。 (※現時点では米国の校正者たちの手によって整えられる前の状態です) この記事を無意識に選択した背景に上のヤフコメが影響していた気がします。 ただ、人に優しくすることを文章で説明すると ここまで長くなる事実にむちゃくちゃ驚きました! ほんと、当たり前のことを文字で説明するって大変なんですね。 ただ、翻訳しながら「優しくすることを“意識する”なんてむ〜り〜」と 思っていた私は確実に優しくない上に 別け隔てなく優しくなんてできない出来損ないですわ(苦笑)。 他人の優しさをdeserveしない人も確実に存在するので そんな連中に優しくする気はサラサラないってだけですがね。

嬉しい再会🌈🌈🌈

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先週土曜日は嬉しい再会の日でした。 「会おうね」と言いつつ、なかなか会う時間が作れない私のせいで 去年から顔を見ていなかったボジオ・ファミリーと笑顔の再会。 取材絡みだったのでゆっくりお喋りできなかったのですが 彼らの笑顔と友情&愛情に心がホカホカと温まりました🌼 温かい人たちは周りも温かくしてくれると再確認しましたよ。 本当につながっている人は、距離が離れていても 毎日連絡しなくても、ちゃんとつながっているんですよ、やはり。 そんなことも再確認できて、幸せ気分満タンでした。 さらに、今年初めに編集長になった仲良し編集者Y君とも久々に会い 取材後にスタジオで1時間以上、お互いのキャッチアップしてました。 お喋りの途中で、去年春からの危機脱出作戦中に気付いたこととして 「基本的にMacBookとネット回線があれば何処ででも仕事はできる」 と、何気なく言ったら、それが彼の心に響いたようです。 様々なプレッシャーを浴びながら、年始からほぼ休みなしの彼。 話を聞いていて、無理解極まりない彼の上司たちに怒りを感じつつ 「会社に壊される前に考えるべき」と彼の肩をポンと叩いておきました。 こういう“肩ポン”があるだけで、人はガス抜きできたりしますからね、 さて、先週末もいつも通りWEB用の記事翻訳をしていて レビュー記事でまたまた編集者に泣き言を言ってしまいました😅 ライターのチョー感覚的な言葉遣いは Urban Dictionary を持ってしても 意味不明なときがあるんですよ。 いや、ほんと、意気込みは理解できるのですが、いかんせん通じない! 文章の Expression と Delivery のせめぎ合いなのですが 音楽の場合は実際にその作品を聞くしかなかったりします。 その作品を聞かざるを得ない状況に追い込む点では成功でしょうが 興味をそそられて聞くわけではないので、その点では失敗ですよね、これ。 この曲が収録されたアルバムのレビューなんて アップされた日本語記事では意味不明な部分が全部カットされていました! まあね、そうするしかないと、私も納得ですわ。 本日は久々にMIKA姉さんとランチです😍☺️😍 思い切りお喋りして、リフレッシュしてきます。 帰宅後は昨日終わらなかっ

気分一新でスタートだ🌸

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怒涛の1年の疲れがドッと出たのか、春の陽気でポヨ〜ン😇となったのか 先月末から今月初めはヤル気レベルがかなり低めでした。 頭の中でJAPANの「 Sometimes, I feel so low 」と歌っているアホ状態(汗)。 がー、しかし、昨日ある記事を翻訳していてヤル気復活! その突破口を開いてくれたのがコレに関する翻訳作業です。 (これはシーズン1の予告編です) 実は先月、バイリンドラマーのTAKAくんと久々にLINEしていて M:「最近テレビの地上波はほぼ見ないし、CS放送だって録画して見るし…。   最近の若い子はストリーミングが中心でしょ?」 T:「俺も気になる番組とか、後からYouTubeで見ること多いですね」 と、いうような会話を偶然していたんです。 そして、昨日翻訳したのが上のドラマのシーズン2の短いレビュー。 これ、シーズン1にハマったライターが書いていたので 予備知識なしで原文を読んだらサッパリ意味がわからなかったのですよ。 とはいえ、いきなりHuluに登録してシーズン1を見るわけにもいかず……。 そこで、リサーチ・マシーンと化して2時間近くネット検索して 英語・日本語の情報を頭の中に突っ込んでから翻訳に取り掛かりました。 この作品を含めて合計10本の作品レビューだったので たった1,100ワードの翻訳に5時間以上かかってしまいました!😳 翻訳者は頼まれた文章を翻訳するわけですが 元のソースには「ここまでは当然わかっているよね」のポイントがあり その後から始まることがほとんどです。 でも、翻訳者がソースの発信者と同じ知識を持っているとは限らないので 端折られているポイント以前の情報を丁寧にリサーチして裏とりしないと ちゃんとした訳文にならないわけです。 この記事が終わったら他の翻訳をやろうと思っていたのですが リサーチに予想外の時間を費やすことになったため 昨日は上の記事翻訳で午後が終わっちゃいました。 でも、リサーチしながらストリーミングでの映像作品の公開というのは いろんな可能性を秘めていて、とても面白いと気付きました。 特に、変な検閲がない分、表現の自由度が間違いなく高いこと。 そして、造り手が伝えたいことを視聴者はプライベート空間で見られるこ