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4月, 2024の投稿を表示しています

突然メガネが割れた!

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English Teacher - R&B(このベースライン、マジでやばい♡) 先週末に納品した大型のMTPE案件があるのですが 翻訳会社のクライアントがグローサリーを更新したということで 今週半ばに「翻訳のアップデートもしてほしい」と頼まれました。 納品から数日だったため、前の仕事のギャラの範囲内で やってもらえると思った担当者。 いやいや、あーた、もう納品済みですよ。 たとえアップデートであっても、同じギャラの範囲内は無理っす。 そもそも納品直後のグローサリーのアップデートは 翻訳会社のクライアント側の問題ゆえ、ギャラ発生しますって。 値引きを求められるも追加のギャラを出してもらうことになり 午前11時の納品を目指して今朝8時過ぎから作業開始。 (これ、3ファイルあり、重複含めると合計2万ワード超え!) この仕事はTradosのWeb版をCATとして使うのですが さすが頑なにWindowsマシンでのみ使用可能にしてきたアプリらしく Macで開くとタグがちゃんと表示されないや セーブに時間がかかるといった不具合がけっこうあります。 始めてみて1ファイルにつき1時間以上かかるとわかったため 午前11時の納品は無理だとチャットで伝え、最終的に20分遅れで納品。 そこからすぐに担当者のチェックが入り Trados web版のFind機能が見落とした箇所の修正を開始。 すると…… 大人メガネがいきなり割れました! 右レンズの下側のフレームが微かなパキッという音を立てて。 私は画面を凝視してキーボードを打っていただけなのに。 これは2021年9月に買ったブルーライトカットの大人メガネで これがないと仕事ができないので、毎日使っているものです。 それが、何の予告もなく、いきなり割れるって……なに??? 修正終了後、オンラインで大人メガネを探し始め あっという間に決めて、すぐさまポチッとなしました。 いきなり割れてびっくりしたものの 新しい大人メガネに交換するのはかなり楽しみです。 気分が変わるはずなので。 メガネが壊れるのは新しい視野を持つ前触れだとも言うので なんか良いことが起きそうな予感がしてきました。 ここしばらくは忙しくても、早朝ストレス発散代わりに 不要なものをどんどん捨てていることも関係しているのかも。 ただ、レーシックを受ける前に買った大人メガネを 処分

『兄貴の友達』の言葉遣いにハマる

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【漫画】『兄貴の友達』名場面セレクション 「柿ゆう名場面」編 ネガティブに引っ張られないYouTube動画を見るようになり ここしばらくはボイスコミックを見ています。 中でも1980年代はJUNE愛読者だった私の好物はBLもの♡ すでに発売されている作品の場合、ボイスコミックを見て 本編を買うこともあるので、新たな作品との出会いの場でもあります。 それに若手声優さんを知る機会にもなっていますね。 オリジナル作品のチャンネルでは「 BLサンドいかがですか? 」を 一時期よく見ていて、ほぼ全作品見終わりました。 これ、主役2人は常に同じで、シナリオと作画が変わるというもの。 一話完結の連載漫画を異なる絵師さんが書いている感じです。 そんな中、最近発見したのが『 兄貴の友達 』。 これは『 高良くんと天城くん 』のスピンオフなのですが こちらを先に見てしまい、本編の方はこれから。 とにかく、作者の はなげのまい さんの言葉のセンスに脱帽です! いくつになっても日本語勉強中の初老翻訳者が悶絶するほど 楽しい要素てんこ盛りのセリフが並んでいるのですよ。 だからこそ、文字で読むのとは違う、音で聞く楽しさがあるし 声優さんたちがそれを上手に表現しているのに感動してしまう。 ボイスコミックの良さを改めて実感した作品です。 この先、原作コミックも買うつもりですが 読みながら声優さんの声が頭の中で響くことでしょう。 (実は絵自体は好みではないのでまだ躊躇していますw) あと、こういう青春ものは若者の言葉遣いが反映されるので 文芸翻訳の糧となります。 こうやって蓄積した言葉がどこで役に立つかはわからずとも 頭の片隅にあるのとないのでは全然違いますからね。 結局、私は日本語フェチなのだなと実感中。 自分の語彙力をアップデートすることも きれいな日本語を忘れないようすることも大事だな。

心を軽くしてくれる友

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Merry Christmas Mr. Lawrence / Ryuichi Sakamoto ども、mikiです。 数日前、朝からずーっと上の曲が頭の中でリピートしていたので 夕方に「映画をもう一度観よう」とアマプラで観始めるも 開始10分弱で精神的な痛さに堪えきれず、脱落しました。 公開当時に映画館で一度観たきりですが、もう二度と観ない気が…。 どんなシチュエーションでもあっても、肉体でも精神でも 人を痛めつけるシーンに耐性ゼロの自分を改めて実感しました。 人を傷つけて喜べる人ってどういう生き物なんでしょうね……。 ということで、表題の件。 ラッキーなことに、頻繁に会うわけではないのに 会って話すたびに心を軽くしてくれる人がいます。 彼女も私も前向きに物事を考えるタイプゆえ それが相乗効果を発揮し、力が倍増し、楽しい気分になります。 彼女が経営するサロンに来るお客様もそういう人が多く サロンで作るコンブチャと自宅のそれでは味が違うとのこと。 その場の気みたいなものが関係するんでしょうね。 サロンでいただくコンブチャは本当に美味しいんですよ♪ 先週末に久しぶりにサロンに行って施術してもらったのですが 私がその日最後の予約だったようで、気がつけば長話しに。 もうね、本当に至福の時間でした。 いろいろな話題の中、一つ大きな気づきを得ました。 これは上の「戦メリ」脱落にも通じることなのですが 去年、帰省しなかったことで気が楽になっていた理由が 母が絶え間なく発するネガティブ爆弾に当たるのが 電話での会話だけだったおかげと、しみじみ実感したのです。 「娘にしか言えないことなのだから聞いてくれ」と言って 私と話をするたびに、同じ愚痴、同じ悪口を繰り返す母。 これ、本当に、地味に、でも確実に、精神が遣られます。 もちろん、愚痴をこぼすな、悪口を言うなと言っているわけではなく そういうガス抜きの仕方が必要な状況も理解しています。 でも、一度言ったらガス抜き終了でしょ? うちの母はそういう性格の人だと諦めていたのですが ふと「ずっと我慢しなきゃいけないの?」と思い始めていたところで 件の友は地元の友だちと似たような経験をしており 「無理して我慢する必要はないと思う」と。 「親を大切に」「友を大切に」がこれまでの一般的な価値観でしたが 大切にしたせいで自分の精神に負担がかかるのは何

オーラルくんの新EPで養分注入中♪

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THE ORAL CIGARETTES  「隣花(東名阪 Zepp Tour 2024 ”MARBLES" DOCUMENT MOVIE)」 久々のオーラルくんたち、やっぱ好き💗 気がつけば3か月間も放置しておりました。 クライアントを増やす努力をしつつ、入ってきた仕事をしっかりとこなし 仕事以外のことを考える間もなく、元気に過ごしておりました。 実は、大好きで、ずっと続けたいと持っていた ロマンス小説(ラノベ)の翻訳仕事が1月中旬に突然中止になりました。 そのせいで、少なくとも半年分の仕事が一気にぱぁになりました。 知らせを受けたときは驚きましたよ! 日本語版アプリのローンチ後、パフォーマンスが上がらないため 経営陣は初動の良い他のアプリに投資を増加することに決め 日本語版アプリは年内中止が決まったとのこと。 理由を聞いて「あのクオリティじゃそうなるよな」と納得。 市場リサーチ不足、準備不足、公開タイトルが多すぎ等など 担当者の能力が少し足りなかったことが一番の原因です。 突然仕事を失ったショックはもちろん大きかったのですが それ以上に、プロジェクトを俯瞰で見る力を養う勉強ができて 違う側面でプラスになったのも確かです。 ベテラン翻訳者の年齢になった私が「普通はこうだろ」と思うことも 若いマーケターにしてみれば「知りません」なことが多く 私としては「えっ、最初にリサーチしなかったの?」と思うばかり。 これ、経験値の問題だけとは思えないんですよ。 自分が担当するプロジェクトに必要なものを 最初にすべてテーブルに並べるのは基本じゃないですか? マーケターが十分に準備すると信じて ひとつのプロジェクトに資金を注ぎ込む企業側としては 最低でも注ぎ込んだ資金の回収を期待するわけです。 でも、ローンチ後3か月弱で「中止」判断が下るということは 注ぎ込んだ資金すら回収できないほどマズかった証拠です。 このアプリ、半日後に次の章を無料で読めるのが入口なのですが 課金システムの種類が少なすぎるうえに 何よりも連載作品のシーズン1の翻訳を読んでも 「読み進めたい」と思わせる魅力的な描写はほぼなし😰 ちなみに私はシーズン2から参戦。 まあね、ギャラ安すぎ問題もあって、当時の担当者曰く 機械翻訳に少し手を加えた程度で納品する翻訳者も多かったようです。 作品を侮辱するような翻