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2月, 2021の投稿を表示しています

暇な今だから温故知新

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そう言えば…と思って小林太郎くんを初めて知った映像を探したら ありました、3年前にYouTubeにアップされていました。 その夜、偶然見た深夜番組で 高校生のバンド選手権みたいな企画をやっていて そこに映し出されたのが下の映像でした。 小林太郎/安田さん(ライブver) 「このボーカルの子、ほぼ完成している」と衝撃を受けたのを覚えています。 「あ、ベースの子、5弦だ」とか、音楽雑誌の通訳らしい感想も持ちつつ 「これ、高校生ってマジか?」と見入ってしまいました。 音楽雑誌、特に個々の楽器に特化した専門誌の通訳をしていると 取材前の予習で取材対象の担当楽器を集中的に聴く「耳」が育てられます。 なので、今でもイヤホンで音楽を聞いていると 移動中でもその日の気分で一番大きく聞こえる音が違ったりします。 まあ、私の場合はリズム体が大きく聞こえることが多いのですがね。 そこでふと思ったのが 「若い頃から突出した才能を持っているって辛いだろうな」 と、いうこと。 私のような凡人は経験値で徐々に能力を向上させるので 若い頃はウンコのような存在でも、齢を重ねるとそこそこ使い物になります。 でも、最初から同年代と比較できないほどの高度な能力を持っていると その後の人生がえっらい長そうだな、と。 文字通り、the long and winding roadですよ。 私だって20代半ばまでは、誰かが同年代の同業者を 「あいつはすごい」と言うと、少しくらいはジェラシーを感じました。 しかし、さまざまな海外アーティストの取材通訳を重ねるうちに 「なんだ、他人と比べなくていいのね」と悟り、気がラクになりました。 っていうか、自分と他者を比較したがるのは、自分自身ではなくて 自分を少しだけ知る“赤の他人”のことが多いと気付いたのです。 つまり、優の人と劣のこちらを比較して貶めることで 比較発言をしている本人がこっちにマウントしたいだけってこと。 これ、明らかに、余計なお世話です。 だから、見事にジェラシー消滅&他者との比較戦線から離脱(笑)。 とはいえ、私みたいな平々凡々な存在ですら 私を嫌う人のそういう無意味な比較系マウントに晒されるので 能力のある人ならもっと大変なのが容易に想像できます。 でもね、そういうマウントや悪態にも耐えうる胆力があるからこそ 突出した能力を授けられたのだと、私は思いま

ん? 今週は暇っぽいな

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忙しい波が一気に来たか?と思っていたら肩透かしを喰らいました。 誕生日に緊急ヘルプ要請された翻訳会社のイスタンブール在住担当者から 先週「来週半ばに2日間、字幕翻訳の仕事ができるか?」と打診があり快諾。 その仕事の素材が揃う時間を確認したら「君の時間帯で〇日の朝」との答え。 こういう依頼の場合、当然その2日間は空けて待ちます。 ところが、当日の朝6時半から30分おきに、担当者の指示通りに 翻訳会社の自分のアカウントをチェックするも何もなし。 連絡ゼロ、アカウントにも仕事情報がアップされないまま夕方になり 件の担当者に「何もないんだけど、どういうこと?」とメールしたら 「First come first served basis だから」と意味不明な回答が来ました。 もちろんその担当者からは事前にそんな説明もなく やっちまった 後は新規仕事情報のメール通知も一切来ないままなので この会社の仕事を受けるのはやめたほうがいいかも…と思っています。 それなのに昨日の夕方には、同じ会社の日本人スタッフから アップデートされた字幕用スタイルガイドが送られてきて困惑しました。 「私を使いたいの? 使いたくないの? どっち?」と。 ただ、オバちゃん、気になることは伝える派なので 字幕の表記統一、一本の動画の分割アサイン時のトーン調整への助言を 老婆心ながらメールで返信しました。 そんなこんなで、昨日と今日は予定外のお休みです。 そうなった経緯は気分の良いものではないのですが こういうときは若かりし頃のリッキーさんから元気もらいます♪ Ricky Martin - María (Video (Spanglish) (Remastered)) いやー、やっぱ、カッコいいですわ。 ゲイだって何だって「カッコいい」は正義です💗💕💗 これで元気だして、なんちゃって経理のおばちゃんにならなくちゃ。 さて、頑張ろっと💪🏻☺️☝🏻

一気に来たっぽい

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仕事が一番の趣味ゆえ、忙しいの大好きな私にとって ここ3ヵ月の丸っきり暇な時期はぶっちゃけ地獄でした。 最初はどうやって過ごしていいやら分からなくて……。 とはいえ、それなりに仕事のない時間を上手に使う術は覚えたし 過去3ヵ月で読んだ本とマンガはたぶん150冊は超えただろうし。 単話ものマンガを一冊カウントしていないので“おおよそ”の数字ですが 250〜300ページの物語なら一晩に一冊以上読んでいたので けっこうな冊数になることに気付き、自分で驚いています。 まあ、テレビを廃棄して初めてのまる暇状態だったので 自然に本を読む方向に行ったわけで、特別な意図は一切なし。 でも、これが今後活きてくるのは疑いようがありません✌ 今月に入って仕事関係が地味に動き出したのですが 昨夜から、満を持して、一気に動き始めた感じです。 確定申告の準備を進めようと呑気に構えていたらこの有り様(苦笑)。 緊急事態宣言にまつわる新たな特別給付金があるようでなの 時間が空いたタイミングで確定申告を進めなければダメっぽいです。 そんなやっと動き出した感が出てきた今朝 寝起きの頭の中で流れていたのが小林太郎くんの「太陽」。 「太陽」MV | 小林太郎公式 最近はとんと名前を聞かなくなったのですが この曲が7〜8年前なんて……光陰矢の如しです、まったく。 彼にしか作れないクールな音楽があるし 今のこんな時勢だからこそ、太郎君の声と歌が活きると思うので そろそろ表舞台に再登場してほしいものですね。 おばちゃんは待っているぞ〜♪

ポンコツお耳でがんばるぞ!

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今月上旬はアジア系訛りの強い英語の聞き取りが多くて 今日と明日は東南アジア系訛りの英語の文字起こしに集中します。 米語も英語も濃厚訛りでなければ難なく聞き取れるのですが アジア系訛りは昔から苦手で、ほとんど英語に聞こえない(汗)。 発音のみならず、単語の音の落ち方やリズムが英語らしくないし 実は破裂音が弱すぎる日本語訛りもイマイチ苦手。 「英語らしく聞こえるように話そう」とする人がそうなりがちで 内容を伝えることよりも自分の能力を見せたい欲に重心が置かれているため 見事に本末転倒になっているのですよ。 とは言え、そういう濃厚な訛りでも聞き取れなければプロでなし。 再生スピードを遅くしたり、読唇術もどきを使ったりして 日本語に紡いでいくしかないのですよ、プロなら。 まあ、ポンコツお耳の私にとって 一番は「聞き取ってやる〜」という気合ですけどね(笑)。 あ、ちなみに、先週のインド人の早口おっさん動画の字幕制作が どうもウォーミングアップ的に作用しているらしく けっこうキツい分量の仕事でも楽しんじゃってますwww 誕生日以降、次の段階に登るための過渡期という感覚が強くて シーツやら靴下やら下着やらの入れ替えが続いています。 肌に触れるものを新調すると気分も一新されるのが面白い! 次のステージがどんなものかはまだ不明瞭ですが とりあえず忙しくなり始めて一安心。 やっぱり忙しいのが大好きです、私(笑)。 そして、数日前に見つけたKim Feelさんの新曲。 彼は除隊後にいろいろ苦労したようで その経験が下の曲を生み出したんだろうと思います。 [MV] 김필(Kim Feel) - 불면(sleeplessness) Official Music Video(4K) 相変わらず独特の素敵な声、大好きです。 この落ち着いた雰囲気で今日もお仕事がんばります。

案の定……

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誕生日翌日にパニック状態でヒーヒー言いながらやった字幕制作の 緊急応援依頼の翻訳会社からのお仕事は昨日から一気に途絶えました😁 もともと縁がないと思っていた会社だし 明らかに凡ミスやらかしたので「やっぱりね」という感じ。 字幕TACツールは使い方が分かると使い勝手がいいのですが 受注や請求手続き、納品後の進捗状況を確認する(と思しき) プラットフォームにある項目とマークが何を意味するのか不明。 マニュアルは初見で理解できることが大事と実感しました。 こうやって新たな気付きを得るので どんな失敗も無駄にはならないのですよ! さて、昨日YouTubeで観て「懐かしすぎるぞ、おい!」と思ったのがこれ。 Top 10 Forgotten 70s Teen Heartthrobs 💔 Then and Now 中学のとき文通していたアメリカ人のペンパルが ときどきTiger Beat誌の切り抜きを同封してくれたのを思い出し 彼女がお気に入りだった「レイフ・ギャレットだ!」と ちょっと嬉しくなりました。 10代前半というのは特定のスターに憧れるもので 私の小学校時代のアイドルはBCRのレスリー・マッコーエン。 中学校からはJAPANのミック・カーン。 二人ともフリーランスになって数年後に通訳として付くことができ JAPANはミックが好きすぎて休憩中に上手く話せなくて 気軽に話せるスティーヴ・ジャンセンと 一気に仲良くなるという不思議な状況でした。 子供の頃の“好き”は、その後の生き方を決めるほど大事なもので わけのわからない外国人アーティストに夢中になっている私を 放任してくれた両親に感謝しています。 親としても私がこんな仕事に就くとは思っていなかったでしょうし 本当はもっと硬い仕事に就いてほしかったのでしょうが 貧乏でも心が満たされるこの仕事じゃなきゃ長続きしなかったはず。 上の「あの人は今」的な動画を観て、初心を思い出しました。 そう言えば、レイフ・ギャレットって音楽活動もしていました。 これ、今でも覚えてます(笑)。 今見ると、レイフ、めっちゃ可愛いですね〜。 あの頃は「ふ〜ん」程度だったのに。

やっちまったな

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1日の誕生日はダラダラ過ごす予定でした。 ええ、思い切り自分を甘やかす日のつもりでしたとも。 でも、午後イチである翻訳会社から「大至急応援頼む」と連絡があり どうせオフだからいいかと「いいですよ」と返事したところ IT翻訳経験を教えろだの、標準レートを教えろだの 契約書に署名しろだのと、数時間バタバタして準備完了。 ただね、この緊急応援依頼、翌日にクライアントに納品する字幕で 担当者が相当焦っているのがメールからもビシバシ伝わる状態。 さらに時差の関係でUS→EUROの順番で複数の担当者から連絡があり よく分からないままに受注することになったわけです。 さらに今回初めて使う翻訳会社のプラットフォームも その会社独自の字幕制作TACツールも もらったマニュアルがめちゃ不親切ときたもんだ😰 連絡と確認が20時過ぎまでかかったので 最初に受けた32分の動画(3500ワード)の字幕制作は 翌朝から取り掛かることにしました。 翌朝は6時前に起床して、マニュアル書類5本を読んでから 仕事に取り掛かかるも、始めて使うツールなので常に不安な状態。 さらに分量も一日でやるにはギリギリなのに〆切が15時。 加えて、訛り濃厚なインド人のおっちゃんが早口で喋っているし 文字起こしした英語も所々ミスっているし…で 私自身が静かに、しかし確実にパニックを起こしていました。 途中で3時間〆切を延ばしてもらったのですが 結局クオリティチェックを終えて納品したのはそれから40分後。 ところが、字幕TACツールの詳細が分からないままに作業していたため クオリティチェックで「読む速度」が意味することを理解できず 字幕の内容や誤字脱字だけチェックして納品しちゃったのです😱 動画を止めなくてもギリギリ読める文字数にはしているのですが 件の会社のツール的には「文字数多すぎ」となっていたと気づいたのは 前日の1/3の分量の字幕を翌日に作っている最中でした。。。 この翻訳会社が2本目の動画字幕を評価してくれるのかは不明ですが 彼らのオリジナル字幕制作ツールは一旦使い方を把握すると かなり使い勝手の良いツールだと思います。 2本目は所々コメントを入れつつ、〆切の4時間前に納品。 とは言え、先月「縁がないな」と思っていた会社なので 今後もお仕事が続いたらラッキーって感じですね。 人は失敗から学ぶものだと実感したポ