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6月, 2019の投稿を表示しています

官能翻訳、まだ終わらず

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昨日は久々に4000ワード近い翻訳で朝から大忙しで 脳みそが機能不全に陥る3秒前ってところで官能翻訳関連の連絡あり。 こういうときは余裕がないので、深呼吸してメール読みました(笑)。 今回の連絡は出版社からのフィードバックに基づく訂正の要請で 1回目と2回目の合計11作品だけかと思ったら 1回目に他の翻訳さんが翻訳した5作品の訂正まで頼まれました。 私が手がけた作品で指摘されていたのが 翻訳支援ツールに入力した文章をワード書類で出したときに生じる不具合と なぜか他の校正さんが書き換えたものを活かした文章だけ。 まあ、これならサクサク直せると思います。 ただ、他の翻訳さんが手がけた作品の方は 「題名がおかしい」に始まり「パラグラフがない」や「訳が変だ」など 原文を参照しないといけない指摘があるので時間がかかりそうです。 プロジェクトマネージャーに「やった翻訳さんに頼んでくれ」と伝えるも 「その人はこのプロジェクトから外れているので無理」という返事。 放置することもできないので、やってあげることにしました。 この5作品、あれだけ 苦労して校正した おかげで文法は問題なし。 逆に原文を活かした部分が引っかかったようで、あらら〜な気分。 いや、ほんと、お他人さんの翻訳を直すなんて気分のいい仕事じゃないですよ。 出版社からのフィードバックを見て思い出したのが ずーっと待ってもらっている例の翻訳テスターのトライアル。 今週火曜日にやっと書類を全部読んで、夕方にトライアルを提出しました。 ただ、これ、字幕翻訳のテスター仕事でちょっと特殊でした。 字幕は普通の翻訳とはまったく違うので(日本語台本書くに匹敵) 前後の文脈とセリフの秒数がキモになるわけです。 その情報ゼロで字幕のクオリティを評価しろというのはさすがに辛い! まあ、お仕事が入れば嬉しいけど、入らなくても別にいいです。 ほんと、人の文章を評価するなんて性に合わないとつくづく実感。 翻訳は「翻訳者の解釈」なので、訳文に正解はないんですよ。 「そうか、これをこう理解したのね」と素直に思ってしまうので 余程の誤訳でない限りOKにしちゃうんです、私。 だって間違いじゃないもん、どれも。 さて、今週末は通常運転でお仕事です。 まあね、先週お休みした

今日から仕事だ!

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ひさびさにお山作ったぜ✌ 実家での4日間はすっかり仕事を忘れて主婦的生活を満喫♬ 母が一泊で同窓会に出席した夜は幼なじみと夕ご飯を食べて 何年ぶりかでじっくり話して、本当に楽しかったです! 互いに多忙な30〜40代は帰省時に立ち話くらいしかできなくても その時期をすぎると、ちゃんと時間&機会ができるものだと実感しました。 生き方や生活はまったく違うとはいえ、幼なじみの存在は素敵です🥰 この夕ご飯のために母が炊き込みご飯を大量に仕込んで出かけたので 翌朝、白米は炊かずに、仏さんと神さまに炊き込みご飯をあげたのですが 油揚げの油分のおかげでキレイなお山ができました。 子供の頃は毎日このお山作りが私の役割でけっこう上手だったんです。 でも、ここ数年やっていなかったので不安でしたが 案外キレイにできてミョーに嬉しかったです。 昨日は天気が悪かったせいか、なぜかやる気が出なくて 午前中にスーパーで食料調達したあとはダラダラ過ごしていました。 こういう時は不思議と仕事の依頼もないので、思い切り怠惰モード。 さすがにゴロゴロしすぎて今日は腰が痛いッス(笑)。 十分に休んだので、今日からはしっかり仕事します。 まだ若干の休みボケが残っていますが、がんばりますよ〜! みなさんも6月最後の週、楽しく過ごしましょう☺

休みを作るって大変だ〜

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今週後半から数日間帰省することになっているので 日曜から新たな仕事は断りつつ、手持ちの仕事をすべて納品すべく もうね、必死ですわ、私(苦笑)。 そんな中、金曜日の夕方に急ぎの仕事を頼み込まれて、無理やりねじ込む羽目に。 去年春から断続的にローカライズを手伝っているイスラエルの会社の仕事で 日曜日の日本時間午後3時が〆切で「できるだけ多くよろしく」と。 これ、コツは掴んでいるのでサクサクできてしまうのですが 問題は土曜日は夕方まで他の用事が入っていたこと。 〆切延ばしてくれれば全部できるよ〜と提案するも、〆切は延ばせない、と。 仕方ないので、土曜日に用事を済ませた後で作業に取り掛かり 日曜午後2時までに全体の2/3を翻訳して納品しました。 納品後はほぼほぼゾンビでした……。 でも、先週末は雨だったので、これはこれで良かったのかも。 最近はお仕事を断ることが本当に多くなってきて 心苦しさMAXなのですが、身体は一つしかないので仕方ないです。 でも、名指しで頼んでくるクライアントが増えていて嬉しいです。 さて、今週後半からの帰省中ですが、行き帰りの新幹線で とりあえず翻訳テスターの資料だけは読むことにしました。 どうせMacBookを持っていくので、いい時間つぶしになるかと。 そんなこんなで、今日明日はシャカリキでがんばりますよ〜。 脳内BGMはこれだ! みなさんも素敵な月曜日にしましょう♬

翻訳テスターになりたくないかも……

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今週は体調までも梅雨空チックでしたが 何とかだましだまし元気を引き出しながら、ゆっくり仕事しています。 今朝起きたら、夜中に欧州の翻訳会社からメールが届いていて 先週納品した官能短編集のフィードバック読んで訂正よろしく、と。 担当者は「とてもとてもポジティブなフィードバックよ」と大喜びですが フィードバックを読んで「ああ、やっぱりね」と思いました。 文法は一箇所だけ格助詞の使い方が間違っていると指摘されただけですが それ以外の指摘は以下の通り。 1. この類いの小説では明らかに女性だと分かる文体にすべき  (女性らしさがなくて男性的な文章がある点がダメ) 2. 古いイディオムを使用している  (対象年齢である20〜50歳女性が使わないイディオムは使っちゃダメ) 3. 翻訳が正しくない箇所があるが本文への大きな影響はない こういうフィードバックをするのが翻訳テスターの仕事ですよね? 上のフィードバックは英文だったので、英語話者が書いたものなわけです。 ということは、その人、翻訳もできる人なのかしら?? 確かに女性向け官能小説なので語り部が女性のことが多いのですが 前回も今回も男性が語り部の小説もあったし 今回なんかは男女が交互にナレーションを行う小説もありました。 前回同様、最初に英語版を最後まで読んで全体の雰囲気を掴んでから 語り部の一人称を決めたのですが、これがけっこう大変でした。 原作から英語への翻訳があまり上手く行っていない箇所が多々あって 肝心なところで意味不明になり、脳内補完しながら読む必要があるんです。 翻訳が「正しくない」は、全体を流れる文章にするために 意図的に英語からの連想ゲームで言葉を選んだ箇所や どんなに考えても意味不明のため 読者の理解の範囲を広げる曖昧表現にした箇所を指しているのでしょう。 はい、これ、全部意図的です(笑)。 古いイディオムも意図的です。 20〜50歳の女性が使うイディオムって幅が広いはずです。 あえて古い言い回しや表記を素敵に使う椎名林檎ちゃんだっています。 古くても美しい表現方法は使うべきだと思います、私。 そんなことを踏まえて、上のテスターさんのフィードバックを読むと この方の「女言葉に対する固定概念」がちょっと古い感じがします。

梅雨の晴れ間🌞

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五十路の疲労の表面化は年寄りの筋肉痛に似たり……ですな。 てか、五十路は十分年寄りか(笑)。 先週土曜日のブログで「脳みそストライキ中」と書きましたが その直後には、軽い喉の痛みと若干の頭痛が参戦してきて こりゃあ風邪のひき始めっぽいぞ、と素直に白旗上げました。 翌日は運命交差点のライブに絶対行くと決めていたので (苑くんはじめメンバーの3人と久々に会いたかったのよ〜!) 2500ワード記事は一旦忘れてダラダラと休み続け 翌日はお仕事を断って夕方までの体力を温存しました。 運命交差点のライブは初参戦だったのですが アダルトな苑くん&凄腕プレイヤーたちが見られて楽しかったですね。 アダルトな雰囲気すぎて普段のライブで聞こえる声援がずっとなくて 自分からおねだりする苑くんが可愛かったです(笑)。 大阪から帰京後まっすぐ会場に来ていた翻訳仲間TAKAくんと ライブ後にご飯を食べながら、音楽業界の翻訳者ならではのお喋り全開。 普段ひとりで仕事をしているので、こういう意見や情報の交換は 本当に楽しいし、役立つことが多いのです。 先週末に出来なかった2500ワード記事は無事に昨日納品しました。 こういうのってやり終えないと気分がスッキリしないので 多少体調が悪くても脳みそが動けばやってしまうに限ります!(笑) 今日は基本的に終日お休みにして体力回復に務めるつもりですが さっき急ぎで短い記事を1本頼まれて、1時間で納品しました。 これからダラダラしながら家事でリラックスします。 洗濯は済んだので、シンク周りの掃除でもするかな。 今日は起床時になぜかこれが聞きたくなっていました。 なんでだろう?🤔

官能からの解放

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金曜日の昼過ぎに最後の作品の校正を終えて官能翻訳が終了しました! 〆切時間前というか、ヨーロッパの会社が開く前に納品完了。 次は2500ワード記事だなと思いながら、昼ご飯の支度をしようとしたら ドクター・ジョンの訃報記事を大急ぎで頼まれました。 午前中にこのニュースは読んでいたので「やっぱり、きたか」という感じでした。 米ローリングストーン誌の死亡記事はけっこう長いので 私が若かりし頃、電話の向こう側で取材時間を30分間延長してまで 子どもに教えるように優しくニューオリンズ音楽について教えてくれた彼を 思い出しながら翻訳して、夕方に納品したら脳みそがシャッター下ろしました(汗)。 おかげで2500ワード記事は持ち越しになったのですが 今日も短い記事を頼まれてそっちを先に納品したら 今、脳みそが「もうちょっと休ませろ!」とストライキ中です。 でも、昨日ドクター・ジョンの死亡記事を訳しながら 「そういえば、20〜30代の頃は知らないことがたくさんあったので 相手が誰であっても、正直に知らないと伝えた素直さが受けて 取材相手はけっこう何でも話してくれたなぁ」なんて思い出していました。 今でも知らないことは相変わらずたくさんあるので 当然知らないことは知らないと素直に伝えますよ。 知ったかぶりが一番キライですからね、私。 月曜から取り掛かる予定の4500ワード記事があるので 今週末はあまり無理をせず、明日の昼までに2500ワード記事だけ終わらせて あとはお休みする予定です。 明日はライブに誘ってもらったので、久々に彼ら↓に会ってきます。 一昨年の春以降、私の人生がバタバタしすぎてまったく会っていないので と〜っても楽しみです!!! さて、これを人参にもう少し脳みそさんに動いてもらいましょう(笑)。 みなさま、梅雨入りしましたが、よい週末を!

3円の重み

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官能短編のお仕事、今日昼前に翻訳支援ツール上での翻訳が終了。 あとはワード書類上で校正するだけなのですが すでに2作品は納品したので、残りの4作品をこれからやります。 先週までは他の仕事を入れながら割とゆっくり進めたせいで 今週に入ってからは他の仕事はあまり入れないで 朝から晩まで官能まみれでガムシャラにやっていました。 その最中に6500ワードを1日半で翻訳してしまって 自分の中の1日のMAX作業量がうっかり狂ってしまいました。 4700ワードを「今日中に終わらせたいな」と思う始末。 我に返って「いや、それ、無理だから!」と自分に突っ込みましたよ〜。 まあ、そんなこんなで、約3週間に渡った官能週間がもうすぐ終わります。 今週末はゆっくりできると安心しながらMacの画面を見て驚愕。 あー忘れてた! そうだ、まだ2500ワード記事が1本あったんだ……。 担当さんが官能ラストスパートを理解してくれて 〆切に少し余裕のあるオーダーをしてくれたのが上の記事だったんです。 明日と明後日で丁寧に翻訳しよーっと。 ところで、この記事を発注してくれる媒体で活躍されている 他の翻訳さんのワード単価を知る機会が偶然あって ワード単価3円の違いの大きさに気付いて愕然としました。 ショックのあまり1時間くらい仕事できなかったです。 ただ、私はまだお仕事いただいて2年目の新参者ゆえ 件の翻訳さんほどの実力もないはずだし、値上げ要求する度胸もないので もう少し経験を積んでから勇気を出して値上げをお願いしてみます。 逆に現時点で3円単価が高い人がいるってことは 今後の自分にもそのチャンスありと思うようにしました。 まずは能力向上でございます、はい。 話は変わりますが…… しばらくすっかり興味を失っていたK-popですが 昨日久々にお気に入りのTeen Topが新譜を出したので 早速iTunesでDLて、仕事のBGMとしてヘビロテしてます。 私にとっては馴染みの5人の声、やっぱりいいですわ。 でも、他のグループとか、やっぱり興味は出ないですね。 こうやって自分の中の好きなものが変わるのは仕方のないことです。 それが成長だし、変化だし、人はそうやって生き続けますからね。 さて、そろそろ校正に取り掛かりま

官能第二弾ラストスパート🏃‍♀️

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今週金曜日に迫った官能翻訳の最終〆切。 ええ、今週は官能まみれのラストスパート週間でございます🏃‍♀️🏃‍♀️🏃‍♀️ 昨日の午前中は久々にSkype取材をしたのですが マイクロソフトに買われたSkypeは機能が向上していますね。 会話を録音(と表示されるが実は録画)できるんですよ。 グループチャットでは代表者1名が録画できて 全員に「〇〇が録音中」みたいな表示が出る上に 録画動画は自動でクラウド保存(mp4)されて30日間保存されるのです。 これ、アクセスもダウンロードも30日間可能なので、非常に便利です。 あ、でも、秘密裏に記録したい人は従来通り 他のアプリを使って記録しないと相手にバレバレなので、ご注意を。 実質、昨日のSkype取材後からラストスパートは始まっているのですが こういうときに限って、休憩と称して長い特集記事を読むんですよ〜。 まあね、一種の逃避願望ってやつですわ。 でー、先週読んだ中でも面白かったのが以下の3つ。 ☆ SNSはもうおやめなさい、自分を見失うだけ ☆ 十人十色のはたらく論 森岡毅篇 ☆ フリーランスの理想と現実 私は他人を使うことに興味のないフリーランス仕事人なので 自分のできる範囲内でお仕事を受けて納品するを繰り返しているだけなのですが 幸いなことに、クライアントから新たな挑戦を提案されることが多くあり 気がつけば自分が予想もしなかった分野のお仕事を依頼されます。 それが能力の向上にとても役立っているので、本当にありがたいですし 五十路でも新しいものに問題なく挑戦できる自信の源でもあります。 きっと機械よりも自分の脳みそが資本の職業ということも大きいでしょう。 会社務めをしている方が収入面での安定があり フリーランスにはない「有給休暇」という収入が発生する美味しいお休みもあるので ある程度ラクに仕事して収入を得たい人には「会社務め」が最適だと思います。 一方、28からフリーランスの私には当たり前のことなのですが フリーランスはぬるま湯に浸かった瞬間が終わりの始まりです。 私も意図せず、気がつけばぬるま湯に15年間も浸かってしまい 突然ぬるま湯から追い出されたときは「復活無理じゃね?」と数分間凹みました。 でも思いつくアイデアを全部試し