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デラシネ

そー言えば、私も自ら自分の根っこを引き抜いて 大学を1年休学してコロラドで生活したクチだったことを思い出しました。 日本人なんてほとんどいない田舎町だったので 言葉を覚えざるを得ないという状況が奏功したんですよ。 記憶を遡ると小学校高学年の頃には既に「ここじゃないどこか」に 思いを馳せていた記憶があるので、デラシネ気質があったのかも。 デラシネは一般的に「根無し草」と翻訳されるのですが deracineは仏語で「流浪の(人)」とか「祖国を追われた(人)」の意。 なんか、悲壮感漂う言葉が羅列されている(笑)。 私の中ではもっと「新天地で自由闊達に生きる(人)」という感じ。 これって自分の意識次第ということなんでしょうね。 地元でしっかり根っこを張って、もしもに備えて色々準備して 安心しながら生きるのが性に合っている人もたくさんいるのでしょう。 でも、私のようにそれでは息苦しくなるタイプもいて 機が熟すと、唐突にえいやっ!と根っこを引き抜いてしまう。 馴染みの土地での苦悩や苦痛よりも 見知らぬ土地での苦悩や苦痛の方が何倍もマシなのですよ。 新しい経験をちゃんと消化するには必ず苦痛が伴うものじゃないですか。 自分では恐がりの小心者と思っているのですが 立ち上がらないといけないときは本能的にスクッと立ってしまうので 立った後で「あれれ〜、やっちゃったよ〜」と一瞬後悔するけど 「仕方ない、やるか」とすぐに切り替えてその後の対策を考えるのです。 これがかなり面白いし、楽しい。 ただ、変化のない状況下にずっと居続けると、そこから出たいという思いが ふつふつと湧いてきてしまうのが難点ですね(苦笑)。 大枠では変化が見えない状況でも、実は小さな変化が積み重なっているけど それでは満足できない時期が突然やってくるのです。 ここ数年はそんな思いが水面下で泡を上げている状態なので 手始め&五十路デビュー記念として 老後の楽しみにとっておいた韓国語の学習を本格的にやります! 外から変化が来ないなら、内から変化を起こしちゃえ!ってことで(笑)。 どこまでできるか、楽しみで〜す (^^)/

フローとストックと

お昼ご飯を食べた後に休憩していて、何の気なくテレビをつけたら 岸恵子さんと糸井重里さんの対談番組に遭遇しました。 これがかなり面白かったです。 70代と60代の大先輩のお言葉、五臓六腑に染み渡りました! デラシネとして日本での生活の根を自ら引っこ抜いてパリに行き 縁あってそこで42年間生活した岸さんの考え方や感じ方を 糸井さんが上手い言葉でまとめつつ自分の意見も伝え その球を受け取って話を展開する岸さん。 対談はこういうバランス感覚の優れた人が行うと本当に面白い! ああ、そんな取材をやってみたひ〜 (^^;) 岸さんの過去にこだわらない生き方を“フロー”とするなら 伝統的な日本人の生き方はモノを備蓄する“ストック”とは言い得て妙。 岸さん自身、日本人には受け入れ難い生き方をしたと感じていても 新たに根を張った土地で艱難辛苦を経験して強くなった、と。 すかさず糸井さんが「植物でも荒地に張った根の方が太くて本数も多い。 逆に肥沃な土地だと細い根しか生えない」と最高の合いの手投入。 これを聞いて、日本の若い世代は肥沃な土地の植物だと思いました。 肥沃(情報も物資も豊富)ゆえ、太い根っこは要らないわけです。 そりゃあ、線の細い人たちが多いわけだ (~_~;) まあ、そんな中でも自ら自分の根っこを引き抜いて 荒地に飛び込む強者デラシネが絶対数いるので憂いはないですよ♪ 上の話以外に年を重ねる楽しさもお二人は語っておりました。 嬉々として「もう五十路だよ〜ん♪」と言う私を見て 「アホか、このオバハン」的に怪訝な顔をする人が多いのですが 喜ぶ私は間違っていないと改めて実感しましたね。 若いときには若いからこそできること、できないことがあり 年をとると年をとったからこそできること、できないことがあり その内容が違うだけで、別に楽しさが半減するわけじゃないのです。 経年変化し続ける肉体だって面白いですよ〜☆ 私は日本在住だけど、どうもフロー型に限りなく近いようです(笑)。 モノやお金に関しては備蓄という概念がほとんどないし 過去を面白可笑しい話にすることはあっても、こだわりはないし 孤独と自由は表裏一体と思っているので、孤独に取り込まれないし 周囲の人たちに誠心誠意尽くせる起爆剤もそこにあるし……。

いろいろ交換時期のよう♪

イメージ
またしばらく間が空いてしまいましたね(^^;) NAMMで取材してきたテープの翻訳が思いの外多くて 今週は月曜から唐突にテープ起こし地獄に陥ってました。 それ以外にも通常のリエゾン業務があり、取材もあり 更にコラム原稿の翻訳とかコメント翻訳とかが加わり ちょっとしたカオス状態(笑)。 そんなカオスも今週末中に2本仕上げれば終わるので 今日明日は釈迦力テープ起こさーでございます。 月曜出社、火曜取材なので、なんとしてでも終わらせます☆ 時差ボケやらキツい肩コリやらで手抜き掃除していたら 薄型CDコンポのイカレポンチ具合が過去最強になり 遂に新しいCDプレーヤーに買い替えました。 100%見た目の可愛さで即決してしまったアホな私(笑)。 ウーファー内蔵型なので、音はあまり期待していなかったけど 予想を遥かに超える音の良さに驚きました。 前のコンポは大きくて重いウーファー付きで邪魔だったので これを撤去できるだけも嬉しかったのに、嬉しさ2倍です! さらにiPodはBluetoothで飛ばせる便利さ。 最近の小型CDプレーヤーってスゴい、安いのに。 実は今月はガス台を交換したり、ベッド用の毛布を新調したりと 長年使ったものが順番にお役目ご免になっております。 大家さんが給湯器を交換してくれると言っているので それは暖かくなってからやってもらうことにしました。 こうやって些細なことでも新しさが加わると元気になりますね。 NAMM出張後の2月は毎年本調子じゃないままに終わるのですが 今年も例に漏れずそうなってます。 自分のコラムの原稿の〆切をすっかり忘れていたり 肩コリがひどすぎて腰痛と頭痛までお相伴していたり やる気を起こすまで時間がかかったり…と散々ですが 今月はムリをせずに、英気を養うつもりで残りを過ごしますわん。 来月になったら仲良しさん達とランチしたり 仲良しさんのライブに遊びに行ったりしよーっと♪ そーだ! 心待ちにしていたQUORUMの1st CDがリリースされ 現在うちでヘヴィロテ中でございます。 まだ20歳そこそこのロックバンドで、本当にカッコいい♡ もちろん自腹で予約購入@アマゾンですよ〜 (^^)v

太郎くんのEP『IGNITE』到着☆

夕方からのファンク・ベーシスト取材準備として 彼女のアルバムを昨日からずっと聴いていたのですが さっき小林太郎くんの新EP『IGNITE』が届いちゃいました。 そりゃあ聴くでしょう!ってことで早速プレイ。 んまぁ〜、やっぱりカッコいい♡ 前のシングルとその後で配信された楽曲はポップ寄りだったけど 今回はロックな太郎くん全開でございます♪ いろ〜んな引出しをどんどん増やしつつ 自分なりの音楽を追究している太郎くんは本当に素敵ですわ。 週末は土曜日の余波でずーっとTeenTopを聴いていて その後が Nik West ちゃんの『Just In The Nik of Time』。 このアルバムも好きですねぇ。か〜な〜りカッコいいです! 今日の取材が楽しみだなぁ☆ この仕事をしている色んな音楽を聴く機会に恵まれるので 自然と雑食リスナーになるのですが 好きな音楽にジャンルも国も言葉も年齢も人種も関係ないです。 んなもん、こだわる方がオカシイし、好きなものは好き! いいものはいい! それでいい!(五十路のワガママ炸裂中) 今日からは本格的にNAMM期間中に録った取材のテープ起こしです。 担当編集者の中で若いもんは特に自分だけがご主人様のように 無理な〆切設定で翻訳完成を要求してますが (^^;) 翻訳するのは五十路のオバちゃんなんだから、まあ少し待てや! 君たちの作業の〆切を脅かさない程度の遅れで仕上げるから。 さて、リエゾン少しやって、出掛けることにしま〜す。

すってんころりんこ (>_<)

雪国生まれで雪国育ちの私は年末年始の帰省も欠かさないので 雪道歩行には慣れています。 昨日の外出時も「まっ、大しことないや」と思っていました。 がー、意外な場所で見事に転んじゃったのです! 転ぶなんて何年振りだろう? 玄関を出て、雪に覆われた階段を下り 雪のない踊り場に足を置いた途端に、予想外に、滑る、滑る! バランスを取ろうにも両足とも滑る状態では上手く行かず 結局大きな音を立てて派手に転び、右足のヒザ内側に大きな青あざ出現。 一瞬、落ち込みましたよ。。。 ウチのマンションの階段は雨で濡れると滑り易い素材で出来ていて (表面がツルツルしていて、きっとお掃除がラクなのでしょう) 雨のときも要注意なのですが、スッカリそれを忘れてました。 水分を含んだ雪が靴底の溝を埋めてしまったのでしょう。 物理的には靴底が平らな状態で、濡れて滑り易い踊り場に立ったわけです。 そりゃあ、滑りますって。転びますって。 雪に覆われた地面を歩くのは全然平気だったので こりゃあ、階段と踊り場の素材が原因だったと確信しました。 なので、一気に自信回復(笑)。 「さすが雪国育ち、転ぶのも上手い」とすら思っちゃいました♪ 今日は朝から晴天で気温も上がりました。 でも、こういうときは夜の寒さで溶けた雪が凍るので 外出されるみなさん、今夜と明日の朝は要注意ですよ! ……って、昨日転んだ私が言っても説得力ないか(苦笑)。

暴風雪でも負けないぞ♪

朝起きたら天気予報通りの真っ白な世界。 夕方からのTeenTopのコンサートの開催を心配したのですが 昼前に予定通り開催決定。 こりゃ横浜アリーナまでひと頑張りしないと!と本気出しましたよ。 雪にも負けず、突風にも負けず、氷点下にも負けず お正月休みに着た秋田仕様の完全防寒服で出陣しました☆ いわゆるアイドル系グループのコンサートはこれがお初ゆえ コンサートそのものよりもファンの様子に興味津々でしたわ。 もーね、スゴいのなんのって……オバチャン、笑顔になりましたよ♪ あの熱狂と歓喜の叫び声を聞いて「日本の女は強い!」とさえ思いましたね。 好きな人に精一杯の声援を送る姿が可愛らしくて (^^) そして! 前の席の女の子の手作りカードに貼っていた合成写真を見て気付きました。 Niel君って さかなクン にそっくりだと……ぎょ!(~_~;) 更に! なんか、Niel君、ビミョーに小さい…… あれっ、身長177cmじゃなかったの? 元ダンナが178cmで、その高さを感覚的に覚えているので違和感が……。 Niel君の身長の感覚で最も近い仲良しさんは太鼓くんですな、たぶん。 しかし! コンサートは楽しかったですよ〜。 普段見慣れているロックやジャズのライブとは全くの別物ですが 観客を楽しませるという点ではものすご〜く良く出来ていました。 バックバンドもコーラスのお姉さん達もちゃんといて バックトラックに合わせて歌うのとは(たぶん)違う音圧でした。 ただ! 私の席から見える視線の先にはドラムセットがあり その横にエレクトリック・パーカッションを叩いている人もいて リズム隊好きにはプチ拷問でございました。 自分に「そっちじゃなくてTeenTopを見ろや!」と喝を入れること数回(笑)。 ダンスものなので基本はfour on the floorだし、キーボードさんもいるしで エレクトリック・パーカッションで出す音が何か気になって……。 今回チケットを取ってくれたMIKA姉さんは他のグループが好きなのですが 「TeenTop最高!!!」と言ってくれました。ちょわ〜♡ あんな奇蹟のような良い席、MIKA姉さん、コマスムニダ!!! 大雪なんてなんのその、と〜っても嬉しくて楽しい一時でした。 そう言えば、この

あ〜ん、寒い! (>_<)

ここ数日、連夜氷点下のせいか、日中も気温が上がらない! 昨日の夜から居間の暖房の設定温度を1℃上げましたわ。 21℃と22℃なのに、室内の暖かさが全然違う! これは発見でした(笑)。 時差ボケもほぼ解消されています。 しかし早起きが案外気持ち良い&いろいろ片付くことに気付き このまま早起きキープしようかなと思っていますよ。 早起きと言っても、普通の人の起床時間なのですが 20代から深夜の電話取材などで夜型だった私には新鮮です☆ 昨日はNAMM出張から帰国して初の整骨院。 背中に手を置いた途端の大ちゃん先生の「なんじゃ、こりゃ?」から始まり 「手が入らない〜」「骨が遠い〜」「この腰、ヤな感じ!」と 次々に繰り出される言葉に「あ〜、やっぱりねぇ」と私。 結局、骨の上のお肉が解れるまで20分もかかりました(汗)。 首と肩のコリを緩和するために頭皮マッサージをしてくれたときに 「お利口さんにな〜れ〜♪」と小声で唱えたら 「ならね〜よ〜。これで利口になるならオレも  自分の頭、必死にマッサージするよ!」と軽く叱られました。 みなさ〜ん、頭皮マッサージでは利口にならないみたいだけど 首と肩のコリには効果があるので、是非お試しあれ♪ 1時間みっちり整体してもらったら、残っていた時差ボケが消えたらしく 昨夜は午前0時過ぎまで起きていられましたよ。 実は45分の予約だったので、45分にセットしたタイマーが鳴ったとき 大ちゃん先生が「だめだ、15分延長!」と宣言したんです。 そしたら院長先生が突然「オレが代わろうか?」と言い出し、大笑い。 アメリカ土産を持って行ったせいか、いつもより弄る、弄る(笑)。 ホント、この整骨院、面白すぎますわ。 さて、明日は心待ちにしていたTeen Topのコンサートです。 しか〜し、確実に大雪になるとの予報……。 とにかく電車が動いてくれることを祈るばかり。 既に記憶に残る日になる可能性高しです(笑)。 世間ではクラシック作曲家のゴーストライターの話題で賑わってますが 音楽で食う=商業となる側面の負の部分が出ちゃった感がありますね。 嘘はもちろんダメですが、作曲家もゴーストもどっちもどっち。 理想を言えば、純粋に楽曲が評価されて売り上げに結びつくのがベストです。 でも「商業

早々に五十路初試練 (>_<)

1日の誕生日にはメールやら贈り物やらメッセージやら 方々から届いて、仕事していたけど、至福の1日になりました。 みんな、本当にありがとう! これからの10年も明るく元気に頑張ります p(^0^)q そんな五十路デビューを果たした私に早々に試練が……。 試練その1 NAMMで取ってきた翻訳出版のオファーの見本が届いたので とりあえず上司に渡したところ…… 「こりゃあ、翻訳に5年はかかるな」 「誰かボランティアで下訳するヤツいない? お前やる?」 「プロの翻訳家に原文そのまま渡せるわけないだろう?」 「早く出版しろっていうなら、他の出版社に持って行けって話だな」 ……という立て続けの暴言を浴びましたわ (-_-;) ええーっと…… プロの翻訳家に原文をそのまま渡せるわけないって何? 下訳をボランティアで…ってことはタダで厚さ5cmの本を訳せってこと? 取材にしろ、記事にしろ、原文から翻訳する私はプロじゃなくて下訳レベル? 5年待てないなら他の出版社に持って行けだと? もーね、色んな思いが一気に駆け巡りましたわ。 長年月刊誌の編集長をやっている人の言葉とは思えない。。。 そりゃあ、プロとしての意識に欠ける役員の苦情を言っても まったく理解できないわけだ。ヤレヤレです。 試練その2 上の暴言放射に比べたらカワイイものですが 出社してPCを立ち上げたらウンともスンとも言わず しつこくスイッチ押したら、5分ほどしてやっと起動。 不具合のあるソフトを再インストールして仕事を始めようとしたら 件のソフトが挙動不審を繰り返すこと4時間! 提出期限のある書類の処理だったので、泣きべそかきそうでしたわ。 何とか騙し騙し使いつつ、書類の処理を終えたのが19時半過ぎ。 そしたら今度はブラウザのワープロ機能が迷走し、ひらがな入力できず。 この不具合は前々からあったので、対処方法は知っていたのですが 短い言葉であっても文字変換を行うたびに固まるので その都度ブラウザを閉じて開けての繰り返しに 短いメール1通書き上げるのに、まあ、時間がかかること! 試練その3 友達の仕事の手伝いとして無償で手配を行っていたアーティストの家族から 突然「やっぱりムリみたい」という返事が……。 最初に本人から「うん、出来るよ」