オーラルくんの新EPで養分注入中♪

THE ORAL CIGARETTES 
「隣花(東名阪 Zepp Tour 2024 ”MARBLES" DOCUMENT MOVIE)」
久々のオーラルくんたち、やっぱ好き💗

気がつけば3か月間も放置しておりました。
クライアントを増やす努力をしつつ、入ってきた仕事をしっかりとこなし
仕事以外のことを考える間もなく、元気に過ごしておりました。

実は、大好きで、ずっと続けたいと持っていた
ロマンス小説(ラノベ)の翻訳仕事が1月中旬に突然中止になりました。
そのせいで、少なくとも半年分の仕事が一気にぱぁになりました。
知らせを受けたときは驚きましたよ!

日本語版アプリのローンチ後、パフォーマンスが上がらないため
経営陣は初動の良い他のアプリに投資を増加することに決め
日本語版アプリは年内中止が決まったとのこと。

理由を聞いて「あのクオリティじゃそうなるよな」と納得。
市場リサーチ不足、準備不足、公開タイトルが多すぎ等など
担当者の能力が少し足りなかったことが一番の原因です。

突然仕事を失ったショックはもちろん大きかったのですが
それ以上に、プロジェクトを俯瞰で見る力を養う勉強ができて
違う側面でプラスになったのも確かです。

ベテラン翻訳者の年齢になった私が「普通はこうだろ」と思うことも
若いマーケターにしてみれば「知りません」なことが多く
私としては「えっ、最初にリサーチしなかったの?」と思うばかり。

これ、経験値の問題だけとは思えないんですよ。
自分が担当するプロジェクトに必要なものを
最初にすべてテーブルに並べるのは基本じゃないですか?

マーケターが十分に準備すると信じて
ひとつのプロジェクトに資金を注ぎ込む企業側としては
最低でも注ぎ込んだ資金の回収を期待するわけです。
でも、ローンチ後3か月弱で「中止」判断が下るということは
注ぎ込んだ資金すら回収できないほどマズかった証拠です。

このアプリ、半日後に次の章を無料で読めるのが入口なのですが
課金システムの種類が少なすぎるうえに
何よりも連載作品のシーズン1の翻訳を読んでも
「読み進めたい」と思わせる魅力的な描写はほぼなし😰
ちなみに私はシーズン2から参戦。

まあね、ギャラ安すぎ問題もあって、当時の担当者曰く
機械翻訳に少し手を加えた程度で納品する翻訳者も多かったようです。
作品を侮辱するような翻訳者がいること自体に驚きつつ
小説の翻訳はまだまだ機械じゃ無理だなとも実感。

あと、機械翻訳に引っ張られずぎて翻訳口調が全く抜けず
小説として想像力を刺激しない苦しい文章も多々ありました。
ねー、こんなんじゃ読者を獲得できるわけがない。

機械翻訳を使って文芸翻訳を手軽に行うという発想はグッドだし
日本のラノベ小説にはないテーマがけっこう面白かったのですが
こんな結果になってしまい、本当に残念でした。

復活する日があれば、ぜひもう一度お仕事したいとは思いますよ。
今度はもっと翻訳という作業の何たるかをしっかりと踏まえた
もっと良い作業環境で、もっと高品質の翻訳にしたいですね。

つーか、サイト休止中にアップされている全作品の翻訳を見直して
再開したら読者獲得できる準備したいなぁ、マジで。
そういう提案書を送ったのですが、全然返事こないし┐(´д`)┌ヤレヤレ

まあ、そんなこんなで、相変わらずジタバタしながら仕事をしています。
先々週にひさびさに重度のギックリ腰が発生したのですが
納品続きで仕事を休めず、まだ若干痛みが残っています。

昨日今日はゆっくりゆえ、腰を休めつつ
新しい仕事の準備などを行っています😁

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