官能翻訳、本当に完了!

昨日は午後からずっと官能翻訳16作品分の最終校正作業をして
夕方にはスッキリ納品して、本当に、これで全作業終了しました♬

物語の内容にタイトルが合わないと指摘されたお他人さん翻訳作品は
「危険なタクシー」から「扇情タクシー」へと改悪スレスレの変更を加えました。
これは出版社の校正者に対するちょっとした嫌がらせです(笑)。

だって、その人、本文の内容をちゃんと読まずにミスだと指摘したり
ワード書類をプリントアウトしたときの不具合らしき余分な半角スペースを
翻訳者のミスと指摘したり
日本語表現として正しいのに「これは違うのでは?」と指摘したり……。

「どの程度の編集能力&日本語能力あるの?」と
フィードバックの文言を読むたびに頭を傾げました。
そして、何よりも紙に書かれた手書きコメントの文字が汚すぎて話にならない!

っていうか……
普通はワード書類の校閲機能使うんじゃない?
百歩譲ってプリントでも、日本語編集者なら小説は普通「縦書き」にするよね?
そして、手書きコメントが英語ってどういこと?

なんだか、と〜っても面白い現象だったので
けっこう真剣に、もう一度全作品を最初から最後まで読み返しました。

自分が訳した11作品は、ほぼ手直しなしだったのでサクサク終了。
お他人さん翻訳5作品は、男性向け官能小説っぽい言葉遣いに辟易しながら
2時間半かけて原文と照らし合わせながらチェックしました。

でも、今回のプロジェクトはけっこう勉強になりました。
自分の翻訳能力の向上に役立ったのは間違いないし
校正や翻訳のクオリティチェックをする人がどういうものかも知ったし
何よりも文芸翻訳は言葉のセンスが問われると心底実感しました。
いい経験です、はい。

明日〆切だった最終校正が昨日終わったので
今日は朝から掃除三昧で、午後からゆるゆるとお仕事します。
きっと明日は明日の風が吹くだろうし……。

最近、テレビよりもYouTubeを見るほうが多いのですが
今朝見つけたピンク姐さんのこの曲、ちょっといい感じです。




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