やっぱ取材は楽しい〜♪


ドイツ旅行後初のお相手はAnvilのRobb Reiner名人(本人が「俺はマスターだ」と言っておりました‥笑)で、それ以来トンとご無沙汰だった対面取材。
さすがに暇に押し潰されそうになっていたところ、本日久々に出動命令を受けて、ノコノコ出掛けた先は六本木ラフォーレ・ミュージアム。
お相手はTortoiseのJohn McEntire氏。
噂通りの無口な方でございました……ってわけでもなく、けっこう喋ってくれました。

去年発売された新作(なのか?)『Beacons Of Ancestorship』は私のようなインストあまり知らない者にとってはスル〜っと聞き流せちゃう驚異の心地良さなのですが、さすがライターのM氏、聞き込み過ぎちゃっていて、準備してきた質問表には既に鉛筆でびっしり書き込みがありました。
取材時間少し前に会場に着いたのですが、少し待たなくてはいけなくなり(結局取材が始まったのが予定時間の1時間後)、その間にM氏と打ち合わせしていたら、打ち合わせ時間が充分にありすぎて、質問表は更なる書き込みで真っ黒に(汗)。。。
「30分しかないのに、コレどーすんだよぉぉぉー!」と互いに苦笑いしつつ、いざ出陣。

M氏は英語の聞き取りがけっこう出来るので、かいつまんで訳していたのですが、なんか様子がおかしいのです。
いつもより明らかに反応が鈍いんですわ(苦笑)。
後で聞いたら、ジョンさんが答えている最中に次の質問を考えていたらしく、気も漫ろだったとのこと。
無口という予想に反して、それなりに語ってくれるジョンさんに面食らっていたのと、曲の細かい部分(テクニカルな点)を的確な言葉で表現するのに手間取っていたことが、漫ろにさせる原因だったようです。
そうは言ってもM氏はベテランさんなので、滞りなく取材することが出来ました。

ところで、Tortoiseの前出のアルバムには「Yinxianghechengqi」という曲があります。
これ、何だと思いますか?
実は中国で開発された短命の初期アナログ・シンセで、5モジュールのROLAND 100M モジュラー・システムをコピッたものらしいんです(彼の地はお得意ですよねー、そういうの…苦笑)。
でー、ジョンさん「誰も発音できないよー」と笑ってました。
字面を見て「中国語っぽいよね」と取材前に言っていた私、大正解です(よかった、台湾ドラマ好きで)。
「大丈夫、ライブではやらないから(曲紹介しなくてもいいってこと?)」と言っていたのですが、やってるじゃないですか、ライブで! ほら!!

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