コウモリと勾玉



一昨日は朝方まで愉快な仲間たちと飲んでいたので起床がお昼少し前でした。
お天気サイコーだし、二日酔いないし(ここから屋さん、さんきゅ!)で、
寝起きで思い付いたのが窓拭き。


家の南側のベランダの窓は風の通り道にあたるので汚れるのが早いのです。
でも大きなマンションが隣接していてなかなか窓拭きする気力が起きない上、
寝室として使っているため窓が多少汚れていてもあまり気にならないんです。
でも空気も乾燥していたので「今日は窓拭き日和♡」と思ったわけですね。
やっぱり朝一番に太陽が差し込む窓ですからキレイにしないと。


いそいそと水をはったバケツと古新聞紙を持って窓を開けて拭き始めようとした時、
フェンスに小さな焦げ茶色の物体を発見しました。
なんとミイラ化したコウモリちゃんの亡骸!(激驚)
コウモリらしく逆さまに足を引っかけたままお亡くなりになっておりました。
合掌。
可哀想とは思いつつもどうしていいやら分からず、結局ゴミ箱へ捨てたのですが、
あのコウモリちゃん、あそこで一体何をしていて天に召されたのかしら?


気を取り直して、窓拭きを始めたら汗だくになり、まー気持ちいいこと。
勢いづいた私は他の窓まで拭き始めてしまったのです。
着ていたTシャツがびっしょり濡れるほどの汗をかき、ちょいと運動した気分☆
おかげでスッキリした気分で仕事に取りかかることができました。


一昨日一緒に飲んでいた愉快な仲間のひとりは人相や手相を見ることができ、
「風を掴むことが大事」と言っていたので、きっと彼女の言葉に感化されたのでしょう。
でも「あなたは本当に取りこぼしがないわね〜」の言葉には苦笑いしちゃいました。
取りこぼしがないって……いいことですよね? マジ、いいんですよね?(笑)
逆ギレ気味に「あなたはあなたのままでいいのっ!」と言われ、
素直に「ほ〜」と納得しつつも「本当にいいの?」と内心ドキドキでしたわ。


目の前のキラキラ輝く勾玉を拾いながら歩いて来たらここに辿り着いたので
今さら自分以外の生き方なんて出来ないし、する気もないのは確かです。
でも他者から「それでいい」という力強い言葉を聞くと勇気がもらえますね。
私が拾ってきた勾玉は彼女のような素敵な仲良しさん達。
大事な宝物です。


そこで人間関係に悩んでいる人達に質問です。


あなたが拾った勾玉は本物ですか?
あなたを支えようとするのではなく、自分の都合で変えようとする勾玉もどきじゃないですか?
その勾玉(もどき)を拾った時に無欲でしたか?


往々にして自分の欲と呼応する勾玉もどきが輝いて見えることがあります。
それ、拾っちゃダメですから〜!

コメント

このブログの人気の投稿

フランスのラッパーNinhoさんがスゴい

字幕ソフトに泣かされた夜

鄧倫くんは演技がお上手!