それな〜

お盆帰省中に典型的な情弱ライフの母とおしゃべりしていて
「テレビや新聞の報道は偏っていることが多いからねぇ」と言ったところ
軽く逆ギレしながら母が「じゃあ、どうしたらいいの?」と言ってきました。

これね、「どうしたらいいの?」と言われても、正直困ってしまいます。

インターネットなんて分からないからガラケーで十分と言い
メールのやり方すら絶対に覚えようとしなかった70代後半の母なので
スマホを買ってあげたとしても、簡単にネットが使えるわけもなく
万が一使えたとしても、危ない地雷を踏んでオオゴトになりそうだし……。

実は、四半世紀前に自宅にMacを導入したとき
それまで使っていたワープロを両親に渡して、今後のPC時代に備えて
キーボードに慣れてもらおうと密かに画策したことがありました。

しかし、両親とも全く興味を示さず、一度も電源を入れることなく
件のワープロは父の書斎で見事に朽ち果てました🙏

ちなみに亡き父は、ビデオの配線すら私の帰省を待つほどの機械音痴で
実際に帰省して、「これ、やってくれ」と初めて言われたときは驚きましたよ。
まさか、機械音痴だとは知らなくて……。
そんな娘は実は機械系が嫌いじゃないという運命の悪戯に笑いました。

とにかく、母のような老人は日本国中にたくさんいると思います。
ネットに取り残されて、情報源が新聞・テレビ・ラジオだけの老人たちが
十分な情報を得る手立てが何かあるといいのですがねぇ。

私の世代はテクノロジーの進化を面白がりながら使い始めたけれど
母の世代は進化していることも、進化のスピードも認識しないまま
新しいものを覚えるのが億劫な年齢になってしまった世代でしょう。

今朝読んだ内藤忍さんの「波平さんとジョニーデップの違い」に
テクノロジーや時代の進化から取り残される人の本質が書いてありました。

好奇心旺盛な人は必要以上に他者に意識を向けません。
だって、自分の好奇心を満たすことに忙しいので。
一方、好奇心が枯渇して守りに入った人は他者に過剰な意識を向けます。
だって、新しい刺激はそれしかないから。

田舎の情弱老人たちの茶飲み話のネタが近所の人の悪口だけなのは
きっとそのせいなんでしょうね、やれやれ。
そんな環境の中で、可もなく不可もなくで暮らしているから
とりあえずは放っておけばいいか、というのが現在の結論です(苦笑)。

つーことで、お気に入りのJorja Smithちゃんの最近MVを貼り付けておきます。





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