甘えん坊



久しぶりに通訳した編集者の甘えっぷりに驚きました。
彼はもともと無表情で発言がはっきりしないのですが
今日も案の定、何を言いたいのか全く分からない状態が続き
途中で思わず「意味がわからん!」と毒を吐いてしまいました。。。


ここ数年気に入って使っている通訳さんが彼と同じ楽器を弾くので
その通訳さんにおんぶに抱っこ状態…に慣れ倒しているんですよ〜。
「原稿にテクニックの注釈をつけてくれるので助かるんです」って。
お〜い、それってイイのかぁ?


インターネットが当たり前になってからは
翻訳するために必要な情報が簡単に検索できるようになり
とても便利なのですが、一昔前に懸念していた通り
自分で情報を探したり確認したりしない編集者が出てきましたわ(泣)。
そりゃあ、その方が仕事の時間も短くなるしラクでしょうが
編集者というのは知識の蓄積も大事な能力の一つでは?
帰宅して「やれやれ〜」とため息をついちゃいました。。。


自分がオトナ扱いされる年齢に達したせいか
仕事でも私生活でも若年者に甘えられることが多いのですが
その甘え加減に「ええーっ!?」と驚いてしまう輩が時々いますね。
大抵は非常識な人たちからのお願いに「おやまぁ!」と呆れるのですが
時々自分の常識が間違っているのかと不安になることも(苦笑)。


私も若い頃から年上の方々に甘えながら生きてきたので
甘えること自体は悪いことだとは思っていません。
がー、甘えるにしても、最初は自分でトライしてみて
出来ないことや不都合が起きた場合に助けを求めるのが筋だと思うんです。
最初に自分でやってみることで、何が足りないのか明確に説明できるし
人に甘えるにはしっかりと下準備をするべきだと思うんですよ。


「貰えるもんは貰っとけ」と言って生活保護を親族に受給させていた
高給取りの芸人が最近バッシングされていますが
そういう考え方の人って案外多いような気がしますね。
おんぶに抱っこ系の甘えん坊も同じ精神構造の気がしますなぁ。
目先の得しか考えないわけで、努力することを簡単に放棄する。
まっ、そういう人はそれなりの人生を歩むわけで
私も距離を置いて付き合うので別にいいんですけど(笑)。


とにかく、自分が甘えさせてもらった分だけpay forwardして
若い人たちに甘えてもらい、彼らが次の世代を甘えさせる…と
大学時代に先輩たちに教わったので、それが普通だと思っていました。
がー、おんぶに抱っこ系の甘えん坊たちが彼らより若い世代を
甘えさせる包容力なんぞ皆無なことを知りました。
将来的に、自分がした分だけ相手に恩を着せるんでしょうな。
精神が貧乏臭い……やれやれ (-_-;)


すいません、久しぶりにグチです。。。
不甲斐ない若者を見るとついつい凹んでしまうもんで。。。
もちろん、そうじゃない若者もたくさんいますよー。
私は「過保護」というエゴを発揮できるほどエゴイストじゃないので
可愛い甘えん坊に対してもあまり優しくはないですがね(笑)。


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