祝 バルサ6冠達成!

朝方まで眠い目をこすりながら起きていた甲斐がありました!
だって、これ↓ですもの!



ゲームの前半が終わった頃には「もうダメだ、寝ようかな」と本気でめげました。
もう1点取られているし、全然バルサらしくないし……。
思い直して後半も見たんですが、途中やっぱり「あ〜あ、無理かなぁ」と何度も意気消沈。
私が大好きなバルサの美しいフットボールを全然させてもらえない……。
さすが南米王者のエストゥディアンテス、嫌〜な場所できっちり守備しちゃってました。
だからバルサはボール・ポゼッション率が高くても上手くボールがまわせない、パスが通らない、シュートできない……。
その上、けっこう荒い攻めを審判がスルーしちゃっているし……。
見ていてここまでイライラするバルサのゲームにはなかなか遭遇しない気がします。

でも、後半終了間際、ペドロのゴールが決まった時には深夜だってのに思わず拍手して喜んじゃいました(笑)。
私と同じで「こうなったら最後まで見届けてやる」と思ったバルサ・ファンも多いことでしょう。
そして……延長戦後半のメッシの胸でのゴールには驚きつつ、感動しましたね〜。
もう朝方だってのに思わず「やったー!」と叫んじゃいました(笑)。

3年程前に偶然TVで見たバルサの試合でのデコのプレイに惚れてスペイン・リーグを見始めた私は、はっきり言ってフットボール・ファンではありません。
フットボール初心者ゆえルールも細かいことはよく分からないし、バルサ以外のチームには興味もないんです。
ぶっちゃけ、単なるバルサ・ファンなんです(笑)。
バルサのフットボールが大好きなんです。
だからチェルシーに行ってしまったデコは全然フォローしてません。

フットボール好きの友達には「他のリーグやチームも見た方が断然面白いよ」と言われますが、フットボール全般に対してそこまでの情熱はないんですね。
第一、自分が一度も経験したことのないものに対して、様々なデータを集めてやいのやいの言うのは性に合わないんですよ。
実感の伴わないことは単なる傍観者として楽しむのが一番と思ってますから。

これは私の生き方とほぼ同じです。
AとBを比較して評論するなんて能力は備わっていないので、好きなものを見聞きすると「♡♡♡」と心がいっぱいになり、幸せな気分になるだけ。
「CとDは似てるよね」とか言われても、自分が好きなら「それでもいいんじゃないの〜♡」となり、「ふ〜ん、似てるんだ……で、何か問題でも?」とすら思っちゃうわけです(笑)。
これが実感の伴わないことに対する自分の基本姿勢。
程良い距離感のおかげで、好き嫌いで勝手に判断できるわけですよ。

ただ、実感が伴う物事の場合は話がちょっと違います。
見聞きした当初は、どうしても自分の能力や経験と対象物を比較して、対象物の能力や経験に感動したり、驚いたり、疑問に思ったりしてしまうわけです。
とは言え、最後には「その対象物の実感と自分の実感は全く同じじゃないよな〜」と思い、実感の伴わないものとして処理されることが多いですが(苦笑)。
突き詰めれば、最後には好き嫌いで判断しているわけですな、エヘへ。

私、自分のすべきことを知っていて、それを愛し、楽しみ、そのために努力し、リスクすら恐れない人が大好きです。
そういう人は自分の知識や能力をひけらかすことはないし、自分の身の程をちゃんと知っています。
でもどんな時も自分に満足できないから、能力の向上のための努力は惜しまない。
ただ好きなことをもっと上手くできるようになりたいから、努力はまったく苦にならない。
必死に努力している自覚すらない。好きなことをやっているだけ。
自分もそうなりたい、そうでありたいと思います。
きっと私にとってそれを体現しているのがFCバルセロナなのでしょう。

美しいフットボール vs 勝ちを取りに行く捨て身の荒々しいフットボールというゲームでバルサが勝利したことが本当に嬉しいです。
私が大好きな美しい人達の勝利なんですから。

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