秘密保全法制とシリア情勢


今朝、FB友達のポストで知ったのが秘密保全法制。
この法案が秋の臨時国会に出される見込みのようです。

詳しい内容はこちらから→秘密保全法制

これ、実際のデメリットをイメージできないので
国民から反対意見があまり出ていないようですが
上の日弁連の解説を読むと、とんでもない法律じゃないですか!

政府は都合の悪いことを「特別秘密」に指定できるだけじゃなくて
そもそも、特別な秘密になり得る事柄の明確な定義がない!
ってことは、本当は国民に知らせなきゃダメな情報であっても
「これ、知られたらヤバいよね〜」と行政機関が思ったら
「特別秘密」にしちゃえばいいってこと。

さらに「特別秘密」を探ったり、漏らしたりすると違法となるわけで
法的な処罰の対象になるので、新聞や雑誌の取材も一切できないし
正義のために内部告発した日には犯罪者となっちまうワケです。

そしてそして、秘密保全という大義名分があるので
「秘密保全に関わるから」と国民の管理・監視も可能になるんですよ!
この間コラムで取り上げたStingの曲『Every Breath You Take』が
頭の中でぐるんぐるん回りましたわ。。。
安倍政権、独裁国家を目指しているのでしょうか?

オバマ一派が「アサド政権が化学兵器を使用した」と主張して
YouTubeの動画などの状況証拠だけでアサド政権潰しのために
シリアを攻撃しようとしていること。
攻撃の承認でロシアとアメリカが久々に対立していること。
それが最悪は世界を巻き込んだ大戦争に発展する可能性を孕んでいること。
安倍政権がこの時期に憲法改正をして
自衛隊の立ち位置と括りを変えようとしていること。
秘密保全法を制定して国内の締め付けを厳しくしようとしていること。

もうね、今の日本国内の状況といい、アメリカのご乱心といい
2020年の東京オリンピック開催で浮かれてる場合じゃないです!
アメリカの攻撃が実現されたら、同じシーア派でアサド側のイランは
ホルムズ海峡を閉じると警告しているんですから。
日本の原油の80%はこの海峡を通ってやってくるんですよ。

一国の運営を司る政治家の言う「正義」とか「安全」とか
一体誰のためなんでしょう?
税金という名の所場代をむしり取っているんだから
もう少しマトモな行政はできないものでしょうかね?

爺ちゃんの夢を叶えようと仔ブッシュ化している安倍さん。
戦争反対が何故か「ミサイル攻撃ならOK」になったオバマさん。
日本のトップもアメリカのトップも一体何を考えるの?



コメント

このブログの人気の投稿

フランスのラッパーNinhoさんがスゴい

字幕ソフトに泣かされた夜

鄧倫くんは演技がお上手!