両極ウィークか!?


今週の対面取材2連チャンが無事終了しました。
どちらも楽しかった〜♪

太郎を拉致った日のビルボードライブでの取材では
予々名前だけは仲良しさんから聞いていたMくんが対談相手というか
インタビュアー担当だったので初対面しました。
と〜っても人懐っこい人で、彼にとっては初インタビュアー体験でも
醸し出す雰囲気と笑顔で心地良い雰囲気で進みました。

最初の質問を投げかけたら、準備してきた5〜6の質問への答えも
一気に答えられてしまったらしく、「ヤバい、どうしよう…」と
焦っている姿が初々しくて、微笑ましかったですね。
そういうこと、取材ではよくあることなんですよー。
因みにMくん、本職はミュージシャンです。

翌日の取材も対談だったのですが、与えられた時間は撮影込みで30分。
担当編集者が台本らしき質問表を持ってきたのですが
撮影込み30分では到底ムリな台本だったので
取材前に話し合って、内容や方向性を調整しました。

ところが!
取材相手が予想外の早めの到着で「もう始められるよ」と。
対談相手のKさんはまだ到着しておらず
取材前の打ち合わせも必要だったので、少し待ってもらいました。

前日のMくんとは真逆の人を寄せ付けない表情で到着したKさん。
編集者が事情を説明し始めると表情が更に頑なになり
横柄な態度で「そんなことを言われてもな」と。。。
ぶっちゃけ「なんだ、その態度?」と怒りすら感じました。
こういう態度のミュージシャン、久々に見ましたわ(苦笑)。

そういうときは、もう流れに任せて通訳するしかないので
台本なんぞ完全に無視して、Kさんのやり方に合わせましたよ。
まあ、Kさん憧れの大物ミュージシャン相手なので
本人が登場したら頑なな態度も一気に軟化しましたが(苦笑)。
担当編集者曰く「感情を表すのが苦手な人なので……。」

長いこと、この仕事をやっていますが
外国人ミュージシャンで挨拶しない、笑顔がない、横柄という人は
過去に2〜3人しか会ったことがありません。
出会うのは10年に一度くらいの割合ですわ。

一方、対談相手として登場する日本人ミュージシャンの中に
当たり前のように横柄な態度で登場する人が時々います。
そういうミュージシャンの所属事務所の担当さんも同じ態度なので
「嗚呼、類友 or 朱に交われば…なのね」と思っちゃいます。
横柄な態度で相手を威圧することが大物の証とでも考えているのかしら?

先週末の両極端な企業人といい、今週前半の両極端なミュージシャンといい
こういうことが続くのは珍しいので、ちょっと面白かったですね。

ただ……
そんな態度のミュージシャンの音楽は聴こうとは思いませんね。
それが世間でどんなに素晴らしいと言われていても
横柄嫌いの私には何も響いてこないことは聴くまでもなく分かります。

先月Will Leeさんが言ってました。
「聞き手にとって、曲がどんなふうに作られたかなんて関係ない。
 でもそれを演奏したときのこっちの感情を彼らは読み取り、感じるんだ。」
ホント、その通りだと思います!!



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