約束と大分違うけど……


昨夜はブログをUPした後、ぼーっと『鼓動』と『蕾』を聴いていて
「これは人生に対する現在の自分の心境だわ」と気付きました。
まだ20代の太郎くんとは違う、ほぼ五十路のイイお年のオバサンが
様々な経験を経てからの、それでも「君以外何も要らない」という感情。
これは我ながら面白いな、と。

血気盛んで情熱的な「君以外何も要らない」とは違う
穏やかな、でも確信的な決意とでも言ったらいいのか……。

大切なものを得て、失って、傷つき、愛され、愛し、泣き笑いし
時には「なんでだ!?」と人生の道のりの理不尽さにブーたれてみたりもし
それでも傍で旗を振りながら声援を送ってくれる仲良しさん達に
助けられ、支えられて前に踏み出す……。
私の人生ってそんなことの繰り返しなんですわ。

そんな人生(=君)を今ここに来て
やっと「君以外何も要らない」と言えるくらい愛せているのでしょう。
自分にしか受け入れられない君なのだから、この際愛しちゃえ、と。
傍若無人の君に翻弄されながらも、それはそれで楽しい、と。
君、ナンヤカンヤ言って、私のこと大好きでしょ?と。

この夏、自分の人生と自分の感情の距離感が若干変わった気がします。
ここ1年くらいの経験がやっと自分の血肉になったんでしょうな。

生きるって陰と陽の出来事と感情が複雑に絡み合って形作られ
その人ならではの面白さを作り上げているものですよね?
ブーたれるのも私なら、ヘラヘラ笑うのも私。
認めたくない負の側面だって大切なものなわけです。
常に100%いい人でいるなんてぜ〜ったいにム〜リ〜なんですもの。

20代の自分が思い描いていた風景とは大分違う現在。
『鼓動』の一節じゃないけど
「憧れていたこの風景が約束と大分違うとしても行く先は必ず見えるさ」
と本当に実感してますわ(笑)。
約束通り、予想通りの風景じゃつまらないですからね、オホホ♪



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