久々の通訳ちゃん出動

毎日自宅で翻訳作業を続けていると
お外に出て人と話す仕事が恋しくなるものです。
最近は翻訳仕事がメインになって通訳仕事は激減しているのですが
それでもたま〜に頼まれて出動します。

今日もクライアントのMTG通訳を頼まれて昼過ぎに出かけました。
今回の相手はとても話しやすく、通訳のタイミングを計るのも楽でした。

いつもこういう人ばかりだといいのですが
人によっては通訳を挟むタイミングを完全に無視する人もいるので
MTG時間に限りがあると、できないウィスパリングをやることも(苦笑)。

第一、ウィスパリングは特別な訓練を受けていないとできません。
私が仕方なくやるのは、あくまでも“なんちゃってウィスパリング”です。
クライアントのみなさま、ウィスパリングができるとは絶対に思わないでください。
ってか、できませんから!!!😭

午前中は翻訳仕事に集中するほど時間がなかったので
今やっている書籍の翻訳がすんだ章の校正を3時間弱やりました。
いや、マジで驚いた! この本、けっこう面白い!(笑)

翻訳中は単語と文章の理解が一番に来るので
章の最初から最後までの流れはほとんど頭の中に入っていないのです。
意識するのは、文章のリズムを作るとき以外は文末を変えることくらい。

んで、校正段階で初めて全体の流れがわかるのです。
いつものマヌケ気質炸裂で「おや、こんな訳をしてたのね」と驚いたり
「あ、ここの意味はこれだったのね」と気づいたり。

間違いなく自分が訳した文章なのだけれど
自分の文章というよりも、著者の文章として読んでいる感じなのです。
この微妙な距離感があるせいか、自分の訳文に固執しないんです、私。

「一字一句変えちゃダメ!」という翻訳者もけっこういるようなのですが
んなこと、おこがましくて、あたしゃ絶対に言えません!
翻訳はある意味で“イタコ”だし、伝えるべきは内容なのだから
翻訳の色が濃すぎると著者の意図するイメージが伝わらない恐れもあります。

なので、納品後に編集者の校正&校閲の手が入った文章が戻ってくるのが
実は今からけっこう楽しみなのです。
こちらが下処理した素材をどんなふう調理するのかなぁ、と。

今週の三連休も相変わらず仕事三昧ですが
今回の書籍は集中しすぎて疲れることはあっても
作業していて飽きないので、楽しみながら仕事できそうです。

今週末のBGMはこれ。



ラファエル・サディークの名前にものすご〜く聞き覚えがあるのですが
もしかして昔、取材したのかな?……まっ、いいや。
とにかく、この曲のベースが、もー、もー、もー、スーパーかっこえ〜💗💖💓

サピオセクシャルならぬベースセクシャル!?
久々に色気満載のベースの音を聞いてハッピーでございます♪

みなさん、台風に負けずに素敵な週末を!



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