いろんな会社があるもんだ

フリーランサー特有のサバイバル戦略の一環で
登録制の翻訳会社に応募することが時々あるのですが
CVをメールで送れという会社の指示通りにCVを送ったにもかかわらず
書類受領の確認メールがしばらく届かない会社がこれまで数社ありました。

その中で特に驚いたのは……
ある会社は自分が忙しくて放置していたら、なんと1ヶ月後に連絡あり。
ある会社はCVを送った8日後に「メールは届いていますか?」と確認したら
「あなたに紹介できる仕事はないので登録できない」旨の返事が速攻できた。

大抵はCV受領後にすぐに連絡があります。
その後、連絡がない場合は書類が通らなかったと簡単に推測できます。
つーか、社会の常識として↑この流れが普通ですよね?

ビジネスをする場合、「連絡」がとても重要なのは誰でもわかることで
相手が懇意にしている人でも、赤の他人でも
何かを受け取ったら「受領確認」をするのが常識だと、私は思っていますが
最近はそう考えない会社が出現しているようです。

ファースト・コンタクトの印象というのは後々影響するもので
そこで間違うと、残念な印象しか持たれない→信用できない、となります。
どんなに丁寧な文言の返信が届いても覆すことは無理です。

ずっとフリーランスで仕事をしていても、否、フリーランスだからこそ
そういうビジネス面での要点はきっちり押さえているわけですよ。
会社という隠れ蓑がない分、自分が看板であり、1回1回が勝負ですから。

面白い点は、隠れ蓑がある人の方がビジネスセンスが欠如していること。
そういう人は自分が会社の評判を落としているという自覚はないと思われます。
まっ、そういう人を雇っている会社も大差ないとは思いますが。

相手に礼を尽くすことはどんな場面でも大事だし
それが相手と自分を対等に扱うカギでもあると思います。

上記の梨の礫系の方々は応募者を見下しているのが明らかですからね。
「こっちが仕事あげるんだから」的な感覚が潜在意識にあるはずです。

春までいた会社のベテラン編集者の一人が若い頃に言い放ったことを
今でも鮮明に覚えています。
「うちの通訳になりたい人はたくさんいるから、mikiさんの紹介なんて要らない」と。
30歳前後で「こっちが仕事をあげてるんだから」の姿勢だったのこの方は
その後、会社に大きな損失を与えても辞めずに居続けております。

きっと、そういう人たちは人を見下すことでしか優位に立てないんでしょうね。
自分のレベルを上げる努力をせずに自分を維持する最良の方法がそれですから。

ほんと、反面教師です、そういう人たち。
おごらず、見下さず、偉ぶらず……簡単なことです。
これができない人は身近に置かなくてもいいですわ。

時々こういう確認作業みたいな事が起きる私の人生ってありがたいな〜♪



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