こなれた日本語は難しい

数日前のブログ「高速ハイクオリティ」に通じることなのですが
最近の翻訳で求められる大きな要素の一つが「こなれた日本語」。

これが、けっこう大変なんですよ。
その後の加工(編集や校正)が待っている素材提供がメインの翻訳であれば
ねちっこさを減らした、軽くて読み易い文章にすればOKなのですが
世の中には「translate」というよりも「transcreate」な翻訳もあるのです。

っていうか、そもそも……

「こなれた日本語」って何?

……という疑問が湧いてきて、仕事の手を休めてネットで検索スタート。

みなさん、「こなれた日本語」がどんなものか説明できますか?
感覚的に「こんな感じかなぁ」とわかっていても
いざ説明するとなると、けっこう大変だと思うんですよー。

幾つかのサイトを読んだ後に見つけたのが、このサイト。

人の文章に、「これは日本語として不自然だね」などと言ってはいけません
(村中明彦氏の事例広告ブログ)

これを読んで、五臓六腑にぐわ〜っと一気に染み渡るほど納得しました!(笑)

そうか、動詞を多用する書き方か!

でも、動詞を多用して書くとなると
原文の内容や意味をしっかりと理解しないことには
最も大事な「適切な動詞」の選択も、その使い方も、決められないわけです。

つまり、原文が指し示す内容の全体像を把握して初めて
原文の意味や、誰に向かって書かれているのかなどがわかり
そこをクリアしてやっと「こなれた日本語」へと翻訳できるわけです。

直訳ではないのに「hard expression」になる原因がわかってスッキリです(笑)。

そういえば、最近読んでいる本やサイトは、東アジア情勢関連だったり
経営学的なtipsだったりと、文章や表現の硬いモノが圧倒的に多いので
意識して、興味のあるなしにかかわらず、修行と肝に命じて
柔らかい表現が多い情報を読まないとダメだなぁと思いました。

まさしくYour words are what you read (勝手に作ったw)ですから。

30代の頃、趣味で哲学書を爆読していた時期が数年あったのですが
その頃よく仕事をしていたレコ社のディレクターさん(東大卒)が
「最近のmikiさんの翻訳は硬いですよ」と言ったことがありました。
あの時も好きでもないのに女性誌をガンガン読んだ記憶があります(笑)。

とりあえずは上の村中さんのブログの日本語談義シリーズを
これからじっくり読んでみます。
ふふふ、ヒントがてんこ盛りだと思うので、楽しみだ〜〜〜♪



コメント