高飛車モード

ここ1週間ほど密かに“高飛車モード”で生活しています。

とにかく、何につけ根拠のない自信を持つ。
物事は必ず望み通りにうまく行くと信じる。
ネガティブなことは一切考えない。

文字で見ると容易いと思うのですが、いや〜、これがけっこう大変なんです(笑)。
なんせ普段から危機管理しちゃうタチなので、ついつい無意識にうまく行かない時の対処法を思い浮かべてしまうんです。
それを封印するのは至難の業だと改めて気付き、危機管理グセは仕事だけで発揮することにしました。

とにかく「うまく行くのだぁ〜!!」と強く思うところから始めたら、思い浮かぶことから徐々にネガティブ要素が減ってきました。
そして遂には「そう、全部うまく行くの。だって、私だもん」と言えるところまで到達しました。

これ、けっこう気分が良いのです。
だって自分を全面的に肯定しているわけですから、気分が悪いわけがありません。

でもね、一つ気付いたことがあります。
この呆れるほど前向きな考え方をするには、自分の過去も現在もすべて肯定しないといけないということ。
善しにつけ悪しきにつけ、これまで生きてきた中で起きた出来事をきちんと消化し、受け入れていないと無理なんです。
消したい過去がある人とか、他人に言えない秘密がある人には向いていないんですね。
自分の失敗を笑い飛ばせない人にも向いていません。

自分にとっては大きな痛手だったり、失敗だったりしても、そんなもの他人には大したことないんですよ。
話を聞いた直後は同情してくれるでしょうが、次の日にはすっかり忘れて、自分の生活をしているんですから。
泥を食べたのが自分なら、それを消化するのも自分です。
腹痛を起こしたって、排出してしまえば痛みは治まるわけですから。

呪文は「だって私だもん!」です。
うまく行く理由を聞かれたら、笑顔でそう言ってみてください。
本当に物事が好転しますよ〜(実証済み)。

あっ、でも、ここで言っている根拠のない自信は、嫌なことが起きたときに「どうしてこの私が? 私が何か悪いことをしたとでもいうの?」と考えるのとは全く違います。
そんな不快で自分勝手な考え方をしていたら、物事が好転するわけがありません。

ほんと、この明るい高飛車モード、使えますよ〜。
あまりの脳天気さに周囲の不幸好き族が退散しちゃって、自分の周りが明るくなりますよ〜。
不幸好き族が嫌いな方、是非お試しあれ。


追記 もともと明るいけど出来事を反芻して消化しない人にも向いてません。そういう人がやったら、単なる「高飛車なバカ」にしか思われないので、ご留意を。

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