校正の悲劇😢 (追記あり)

プロジェクト的には完了したと思っていた官能翻訳。
日曜日に担当者から「クライアントからの指摘」というメッセージが届き
思い当たることがゼロだったので、細かい説明を求めました。

そしたら昨夜遅くに担当者から校正済み原稿が届き
これを最終稿として提出していいかをチェックしてくれと頼まれました。

今週は暇だろうな〜なんてのんきに構えていたら
すでに昨日の夕方時点で「うげっ、もうお仕事ジャグリングか?」な状態に。
こっちは興味がないのに担当者がしつこく「考え直してくれ」という仕事を断るために
同じ会社の他の担当者の仕事を受けるという荒業をかましたせいです(苦笑)。

すでに頼まれている仕事を優先的に作業するために
昨日受け入れた仕事の担当者に事情を説明したので大丈夫なのですが
さすがに昨夜の時点で官能短編の校正済み本編の確認は無理だったので
例の「クライアントからの指摘」部分だけ確認しました。

驚いたことに……

すべて校正した翻訳者が勝手に書き換えたもの

……でした。

さすがに怒り心頭に達しましたよ。
冷静になってからクレームのメールを書こうと寝たのですが
昨夜は怒りのあまりよく眠れませんでした。
こんなこと、本当に珍しいんですよ〜。

私が校正を頼まれても頑なに断っている理由の一つが
翻訳者としての自分の解釈が無意識に入ってしまう恐れがあるからで
元の文章の雰囲気や流れを尊重しながら間違いだけ正すというのは
翻訳を生業にしている人には難しい場合があると思うのです。

もちろん、公平な校正ができる能力の高い翻訳者もいるでしょうが
長年に渡って多くの編集者たちの適切で上手な校正を身近で見てきたので
自分にはそんな能力はないと思うわけです。

でー、今回、私の原稿を校正して問題を発生させた翻訳者ですが
不信感バリバリなので、本編を確認する気すら起きないです。
なので、whatever的に確認しないで担当者に戻すことも
ちょっと考えています。

それにしても……

今回の一件で周囲の編集者たちの能力の高さを改めて実感しました。
それが普通だと思っていたら大間違いだ、と。
みんな、下手な翻訳文をいつもキレイに整えてくれてありがとう!💗
心の底から感謝してますよ〜〜〜!

ちなみに前回貼っつけたBebe Rexhaの「Last Hurrah」の通常版はこっち。




追記
結局、けっこう怒っていたせいか、夜には怒っているのが面倒くさくなって
あっという間に怒り消滅(笑)。
仕事を終えて夕飯を食べてから、約4時間かけて校正版3作品を確認しました。

この校正さん、エッチシーンにはほとんど手を加えていなかったのですが
手が加えてあったエッチシーンは下品だったので元に戻しておきました(笑)。
どうして下品にしか直せないんだろう?
それがと〜っても不思議です。



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