そして校正仕事を懇願される

昨日、夜遅くに校正済み官能翻訳3作品を担当者に送り返した直後に
「校正が必要な翻訳がまだあるのでやってくれる? 本当にお願い🙏」と
文面から🙏拝み倒し弾🙏が連射されている雰囲気バリバリで頼まれました。

一晩考えて、本当に困っている人は助けないとダメだなと思って
今朝「オーケー、でも今日は無理なので明日の午前中をなんとか空ける」と
返事をしておきました。

そこで思ったのが、多少下品な表現だろうが、そこはそのまま活かして
全体の流れが良くなるように整えるだけでいいのかも…ということ。
つまり、担当翻訳さんのカラーをそのまま出す方向に考えをシフトしました。

もちろん、私の翻訳とは全く違うのですが(下品なのは嫌いさw)
最終的には読者が判断すればいいことなので
オブラートに包まない直球表現もそのまま残す予定です。

昨夜確認した自分の翻訳の校正さんが選んだ言葉は
「なるほど〜」と思うものもありつつも
女性向け前提のソフトな表現というよりも
“ちょいとおバカな女”風の言葉遣いが多いという印象を受けました。

たぶん、それがその人の“女性向け文章観”なんだろうなと思いながら
「それってちょっと違うくね? 既成概念どっぷりだな、こりゃ」と
なんか、ちょっとガッカリしましたね。

子供の頃から刷り込まれているので本人は無自覚だと思います。
「そんなもんでしょ」的に思っているだけで。

でも、読者の立場で考えると
自分を投影する主人公がバカっぽいのって普通に嫌だと思うんですよ。

実際、今回の仕事の予習であらすじを読んだ官能小説の女主人公の設定は
会社経営者をはじめ、責任のある仕事が多いのに気づきました。
昔ながらの「教育も仕事もない貧乏女」はほぼゼロ。

どう考えても、たとえ普通の会社務めだとしても
教育も仕事もある女が薄っすらバカっぽい言葉遣いはしないですよね?

まあ、これは今後また官能短編集の翻訳を頼まれたら
自分スタイルの翻訳文を作るときに考えることにします。
読者を見下したような言葉遣いは絶対に嫌ですので。

昨日、怒りが収まらないまま仕事をしていて
途中の休憩時間にこれ↓を見て、心のしこりがすっかりほぐれました。



いやー、みんな、すごいぞ〜!
日本の音楽シーンの未来は明るいと安心しちゃいました、おばちゃん。
バンドのフランチャイズという発想もサイコーです!!!

さあ、今日もお仕事がんばりますよ😊☺



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