砂糖の呪い

一昨日のぎっくりなしのぎっくり腰の余波でイマイチ動きが鈍いので
昨日は夕方に古いKindle Fireを持ってお風呂にしばらく浸かりました。

そこで観たのがこの『あまくない砂糖の話/That Sugar Film』。

砂糖大量摂取のからくり!映画『あまくない砂糖の話』本編映像

オーストラリアのこの作品、驚きの連続です。

なによりも「健康食品」や「オーガニック食品」と呼ばれるものにも
砂糖の呪いがしっかりとかけられている点。
その裏側にある企業の利益至上主義も見え隠れしてけっこう怖いです。

この作品のおかげで、観ている最中に少しだけ意識改革が行われて
今後は摂取する砂糖の量をしっかりと確認することにしました。

あ、砂糖断ちなんてバカなことはしませんよ〜。
仕事するには脳みそへ栄養を送らないといけないので
今後実験をして、適正な量を見極めて、摂取量を減らすだけです。

この作品を観ながらもう一つ明らかに腑に落ちたのが
今回の持ち物ダウンサイジング中に朧げに見えていた真実です。

それは、15年間の出版社国際部時代は経済的に安定していても
潜在意識のどこかで常にsomething is missingと感じていたこと。
そして、それを買い物という安易な方法で紛らわしていたこと。

何が欠けていたかと言うと、仕事の刺激。

一つの井の中でコーディネーションと通訳・翻訳をしていると
仕事に慣れ腐ってしまって、自分まで腐っていたんですよ。
このおばちゃん、絶望的なまでにサラリーマンに向いてません(笑)。

私の場合は依存症になるほどの物欲がないので助かったのですが
それでも、そのときは強烈に欲して買ったものの
今となっては全く使わないものがまだ多数あります。

これって、すぐに効果が現れる砂糖を摂取するのと同じですよね。
新しいものを買ってワクワクするのは一瞬です。
でも、このワクワク感が消えると再び同じ刺激を求めるわけですよ。

ほんと、人は気を抜くと安易な方に流れるんですよね。
うん、自戒しないと!!

そう言えば、9年前の今日は『ミック・カーン自伝』の発売日でした。
あのときは精根尽き果てて「書籍なんて二度とやらない」と誓った私が
完全フリーランスに戻ってからは毎年一冊翻訳本を出しているなんて
人の考え方は環境次第で本当に変わるものだなと実感しています。

そう、人は変わるし、変わることができるものです。
職人のように常に能力向上を目指せる仕事ができることに感謝しながら
今日もお仕事がんばります♪

あ、砂糖の計算にも慣れなきゃね😁



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