寵姫の秘密

今朝、何気なくテレビをつけたら、とあるニュース番組で
金正男殺害実行犯のベトナム人の独占インタビューが始まる直前でした。

何を語るのかしら…と思いながら見ると
案の定、核心部分はまったく答えず、今後は歌手になりたいと言って終了。

彼女の回答には日本語がオーバダブされていたのですが
途中で通訳さんが英語で質問しているのが聞こえて驚きました。
てっきりベトナム語で行われていると思っていたので
よくよく彼女の口の動きを見ると、確かに英語で話しているっぽい。

う〜ん、撮影素材の映像翻訳をしている立場から言うと
音声オーバーダブには番組側の見解が入ることが時々あるんですよ。
話者の言葉が断片的で意味不明な場合は特にそうです。

逆に本人の声と字幕で放送するものは信憑性が高いとも言えます。
しかし、日本人にあまり馴染みのない言語の場合には
字幕に見解を混入することは可能です。

そんなことを思いながら、最後の「歌手になりたい」発言には
さすがに「この人は人を殺した自覚がないのか?」と思いました。
騙されたとしても、どうも釈然としないものを感じましたね。

インドネシア人の実行犯もそうですが
この一件で有名になったことを喜んでいる素振りが見えて
人としての気色悪さというか、不快さというか、そんなものを感じます。
やっぱり、人は性悪なものなのかしら?

そんなことより!

この間、ヤフコメで落ち込んだあと、頭の中を切り替えるために
よくやる「録りためたドラマのイッキ見」を2夜連続で実行。
今回観たのは『寵姫の秘密〜私の中の二人の妃』。

どんなドラマか知らずに、とりあえず録画していたのですが
「ぐっじょぶ👍自分」と褒めるぐらい面白かったです。
頭の中でネガティブな意識がうごめいているときは
こういうコメディ要素ありのラブロマンスがベストです、はい。

現代人の小檀(シャオタン)が書いた簡体字を
100年前を生きる檀児(タンアー)には読めないので
二人に仕える侍女の鏡心がテキトーに説明するのが面白かったですね。

あと、連城(リンチァン)役の邢昭林(シン・ジャオリン)が
途中からめっちゃいい男に見えてくるんですよ〜。


そして、この第2シーズンも出来ているらしいので
LaLaTVで放送してくれるのを心待ちにします。

それにしても一途な愛っていいな〜、心洗われるなぁ。

昨日は掃除を終えたら気温が高くなりすぎて仕事をさぼったので
今日はガッツリお仕事に勤しみま〜す。



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