そうきたか!

一昨日アップされたあるインタビュー記事のヤフコメ欄に
今度は「〇〇〇〇なんて意訳を使うな!!」のコメントあり(笑)。
これを読んでクスクス笑っちゃいましたよ、私。

原文の要素をできるだけ忠実にわかりやすく織り込むと「悪文醸す」で
意味と雰囲気を伝える意訳にすると「意訳を使うな」ですからねぇ。
この人たち、一体何を求めているのか、さっぱりわかりません!

明らかなことは、翻訳を仕事としてやった経験はないだろうということ。
逆に翻訳を生業にしている人があんなコメントを書いていたら
お仕事をもらえない「残念な翻訳さん」だろうと思います。

普通の常識を持っていればわかることですが
趣味の翻訳なら費やす時間は無限で、何度でも書き換え可能です。
しかし仕事となると、必ず〆切があり、短い作業時間で納品します。

特にWEB記事の翻訳の場合、当日受注、当日納品がほとんど。
さすがに1500ワードを超えると翌日納品を了承してくれますが
1000ワード以内であれば、発注側は当日納品を期待します。

ちなみに1000ワードを翻訳すると約3000文字前後になり
400字詰め原稿用紙なら7〜8枚ですかね。
意訳するなと叱られた件のインタビュー記事は約2000ワードでした。

「悪文醸す」後、少し落ち込んだのち、気力が強化された気がします(笑)。
痛いヤフコメを反面教師にして、技術向上に役立てようとすら思っています。

そんなことを考えていたら、2年近く仕事を受けていない欧州の翻訳会社から
翻訳・校正とは異なる面白いプロジェクトを打診されました。
一度会ってみたいと少し前にブログに書いた「テスター」に近い作業で
会うんじゃなくて自分がその仕事をするかもしれないという状況に。

トライアルに受かることが大前提なのですが
その前に「求められるスタイル」と「エラーの種類&レベル」の英文書類を
合計20ページほど読み込まないとトライアルすら始められない。
いやー、ワクワクどきどきします♪

こういうチャレンジングなことが大好きなので、がんばりますよ。
トライアルに落ちても、必ず翻訳技術向上に役立つはずなので。

そうそう、今朝、ラムシュタインさんの新MV発見したのですが
な〜んとデペッシュ・モードの「Stripped」のカバーです。


これも「そうきたか!」なアレンジなので貼り付けておきます。

週末と言えども相変わらず仕事三昧ですが(日曜日は休めるかも)
お休みのみなさんは Have a nice weekend!!でございます。



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