コケイン通訳

いやー、瀧さんにお薬提供していたのがテクノ系通訳さんだったとは
ニュースを見た実家の母すらも電話で話題にしていました。

一昨年、人生における偶発的働き方改革が起きたとはいえ
私も四半世紀ほど音楽業界の通訳翻訳さんだったので(現在も細々と継続中)
どこかで会ったことがあるかもと思ったのですが、まったく知らない人でした。

「音楽業界=お薬」という20世紀クラシックロックな方程式を
相変わらずクールと考えてしまう残念な人は、どの世代でもいるのでしょうね。
そういうことを盛んにしていた爺さま世代はとっくに卒業したっていうのに。

お薬にしろ、アルコールにしろ、自制が効かないほど夢中になる人は
思いつく言い訳を総動員して、やめられないことを正当化するのでしょう。
自分に甘いだけのワガママ野郎だと私は思うので
ぶっちゃけ、捕まろうが、逝ってしまおうが、結局は自業自得じゃないかしら。

あんなふうに、いい大人が甘えている姿を見せられるとゲンナリしますね。
アーティストなら、一度シラフで、とことん自分を追い詰めて
どのレベルの作品を作れるのかを試してみればいいのに…とも思います。
そこでinterestingな作品を作れれば、本物の才能に恵まれているってことで。

これはアーティストだけではなくて、私のような一般人にも当てはまるのですが
表面的に同じことを続けているように見えても
実は水面下で時代を読み、それに合わせて自分を変えていく努力をしないと
結局は「古い」や「使えない」の烙印を押されるわけです。

逆説的に言うと、ずっと変わらず同じことをしていると見せるためには
風を読み、微調整しながら、技術の向上を続けないとダメってこと。

こんなおバカな私にも簡単にわかること&実行できることなのに
才能ある優秀な人たちがリラックス時に使うべき怠け心を発揮して
お薬やアルコールでラクしようとする意味が理解できない。

とはいえ、きっと、こういうことなんでしょうね。



やれやれ……。



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