新人

昨夜ぼ〜っとテレビを見ながら、ふっと思いました。
「あれ、私、もしかして、新人?」と。

今メインで仕事をもらっているのは
四半世紀以上仕事してきた音楽業界とは異なる分野です。
大きな括りではエンターテイメント業界ではありますが
扱う話題の数が圧倒的に多いので、かなり刺激的でもあります。

昨日も書いた通り、これまでの取材や翻訳はほぼ音楽の話。
それも楽器や機材やテクニックに関する話が8〜9割を占めていました。
おかげで楽器を弾かないのに専門用語だけはしっかり覚えてしまい
それなりに頼れる通訳・翻訳屋として使ってもらっていたのですよ。

翻訳や通訳という仕事がどんなものかは知っているので
その点では新人とは呼べないのですが
2ヶ月くらい前から新たなやり方で新たな分野に参入した点では
間違いなく新人といえるはずです。

つーか、幾つになっても新しいことを始めたら新人ですよ!
(たとえ五十路の手習い的なことであってもねん😉)

タラレバ話が好きな人っていますよね?
そういう人って「今の知識や経験を持ったまま〇〇歳に戻りたい」と
いうことが多いと思うんです。

私はタラレバ話が嫌いなので(常に今の自分がベストと思っている)
戻りたい年齢も書き換えたい自分史もないです。

ただ、今の自分の新人状態は「今の知識で新しいことをやっている」わけで
過去に遡っているわけではないけど、タラレバ好きな人達が望む
「今の知識で過去を上書きする」ことに近いのかも…と思うんですよ。

私としては新しい自分史を書き足している感覚だし
真っさらな所に書いているので、上書きしているとは言えませんが
五十路でも新人になれるってラッキーなのかもなぁ…と思ったりもします。

いや、ほんと、モノは考えようですわ。
新人という自覚を持つと仕事全体が新鮮に見えてくるし
新人だからこそ、素直にミスを認めて次に活かすようにできるわけです。

そして、そこに年の功的な経験値が活かされて
変なプライドもないし、必要以上に自分を追い込まないわけですよ。
なんだか、かなりイイ感じです、これって👍🏻 👍🏻 👍🏻

なんてことを考えていたら、この映画を思い出しました。



こんな柔らかくて芯のある年寄りになりたいッス!😊



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