久々の深夜営業
昨夜は久々の深夜営業で午前1時から電話取材スタート。
お相手はMark Guiliana君という超絶テクニカル・ドラマー。
こんなセットでこんなプレイをする人です。
現地はちょうど晴天の昼過ぎだったらしく
「ちょっと待ってね」と言われて2分ほど待ったら
なんか電話口の空気感がちょっと変わっていたんです。
な〜んと、マーク君、私の電話を受けた後でヘッドフォンを装着し
お散歩しながら取材を受けるという粋なことをやったのですよ♪
これ、いい! ってか、私もやってみたい!(笑)
あっ、質問リスト持ちながらひとりで話してるとアブナイ人だよなぁ……。
取材はとても楽しくできましたよ。
彼は理知的な人で、うっかり一度に質問を2つしても
ちゃんと覚えていて順番に答えてくれるんです。
これは本当に珍しいことで、口頭で訊く質問を作る時の鉄則として
一度に質問は1つと若手編集者に口うるさく言っている私としては
もうそれだけで「この人は頭が良い!」と思ってしまいました。
普通は複数の質問を一度にすると最後の質問にしか答えないことが
圧倒的に多いんです。
答えているうちにその前の質問を忘れてしまうんです。
そんな記憶力バツグンのマーク君に助けられ
脳みそが7割くらいしか動いていない状態でも大丈夫だったわけですよ。
先月下旬からつい最近まで異国の嘘つきさんに翻弄されて
気が滅入っていたのですが、それも一段落し、仕事に集中できてます。
がー、気が付けばGW前に〆切地獄が待っている状態に……。
ミュージシャン捕獲依頼が増えて、捕獲率もぐんぐん上がっているせいか
捕獲依頼→無事捕獲→その流れで取材→〆切地獄という図式です(苦笑)。
因みに昨夜のマーク君も上の図式に当てはまります、はい。
インターネットのおかげで本当に便利な世の中になりました。
ミュージシャンも、編集者も、通訳も、全員が同じ立ち位置で
奇妙な垣根もなく、みんなで音楽を盛り立てるって素敵です。
その一部に自分が居られることは幸せですよ♡
異国の嘘つきさんが「mikiはもうすぐ出版社をクビになる」という
面白い嘘をついてくれたおかげで、改めてこの仕事の面白さを実感中です。
嘘だと分かっていても「次の仕事、すぐに見つかるかしら?」と
一瞬考えたことが良い刺激になりました(笑)。
嘘つきさん、ありがとう♪
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