相変わらず翻訳マシンのmikiです。 日曜日の午後から取り掛かった34,000ワードのファイルは な、な、な〜んと、2日半で終わっちゃいました。 この翻訳プロジェクト、重複ワード数が4万ワード超えなのですが (つまりこの分は翻訳料にカウントされず労働対価ゼロ😓) このファイルの8割がその重複ワードだったようです。 そこで、私、初めて翻訳支援ツールの実力を実感しました。 ここ数年間使ってきて、Transcreationを求められる仕事が多いせいで 「使いにくいな」と思うことが多かったのですが、取説翻訳は違う! もともとドイツ語→英語で英語になったファイルを日本語にしているため 大胆な翻訳ミスや、不思議な語順や、ちょくちょくドイツ語登場(訳せや💢)で このプロジェクトを始めてからの6〜7週間で想像力も養われました。 今回やったファイルは後から追加されたものなので そんな不具合が直されていた箇所が幾つかあり 私の想像通りの文章だったので、ちょっと気分が良かったです。 翻訳支援ツールは統計学的に単語のマッチ度を計算して すでに翻訳した文章に訳そうとしている文章と似たものがあると 異なる箇所にマーカーを入れて、マッチ度数を表示してくれるのです。 現在使用中のMemsouceでは完全一致だと「101」と表示されます。 初っ端から「101」のオンパレードで、うひゃひゃ🤩と喜んでいたのですが 完全一致とはいえ、そこはプロですから、細かいチェックをしちゃうわけです。 長い文章の流れを整えながら訳し直したり 分断しちゃいけないセグメントを結合して訳し直したり 用語の統一を図ったり……。 結局、全部の訳文セグメントを埋めるのに2日半かかったわけですわ。 まあね、言うても34,000ワードですから、そりゃあ、時間かかりますよ。 でもこの2日半は(ほぼノーギャラですが)ご褒美みたいな時間でした💗 今更なのですが、取説翻訳に翻訳支援ツールは非常に便利です!! 日本語訳が初の場合は訳語が蓄積されるまでかなり大変ですが そこを乗り越えると提案される訳語を参照できるので楽ですよ♪ さて、残すところ16,000ワード。 なんか、このワード数を一桁少ないワード数の感覚で受け止めている事実に 「あ〜あ、多いのに慣れちゃった」と、ちょっと呆れてます。 でも、〆切前に確実に完訳できるので、ほっと一安心...