逃げちゃうんだもんなぁ


昨日、会社のMacのソフト入れ替えのために出社したら
若手編集者の一人と月曜日から連絡が取れないと教えられました。
実はその人、ここに登場した人です。

ここ数年は仕事を放棄して逃げ出す不埒な編集者はいなかったのですが
失踪したのが誰かわかった瞬間、思わず納得してしまいましたわ。
30歳にもなって全部放棄して逃げ出せる“勇気”には脱帽です。

こういう人って、どこへ行っても、何をしても
何かのはずみで置かれた状況や、やっていることが嫌になると
平気で投げ出せるし、逃げられるので信用できないんですよね。

たぶん幾つになっても同じことを繰り返すはずです。
忍耐力がないくせに自分を身の丈以上によく見せたい意欲だけは旺盛なので
扱いにくい人なのですよ。

確かに若い頃は血気盛んで、時にはハッタリをかましたりします。
でもハッタリを本当の実力にしちゃえばいいだけなんですよ。
そのためには努力とか忍耐とかがそこそこ必要なわけです。

実際、周りが「この子はこのままじゃ使い物にならない」と思っていた人が
めげずに何年か続けたら使える仕事人に化けた例もあるので
突き詰めれば、能力の低さは努力で向上できないはずがないんですよ。

能力を向上させる糧となる努力というのは辛さなんぞ微塵もなく
逆に楽しくて、自ら進んでやってしまう類のものだと思いますね。
後から振り返っても苦労した記憶が全くないのがその証拠。

30歳なんて後先考えずに情熱的に努力できるオイシイ年齢なのに
そんな年で逃げを覚えるなんて、本当に勿体無いですねぇ。

五十路になると情熱的に努力できる体力と気力がなくなるんですよ〜。
ちょぼちょぼの努力で頑張るものだから、まー、時間がかかる(苦笑)。
いや、ほんと、若い頃の情熱的な努力をもっと楽しんどけばよかった、と
若干の後悔を感じることすらあるんですから!

とはいえ、逃げるような人を自分の近くに置いておいても利は一切ないので
勝手に逃げてくれて助かった…くらいに考えた方がいいのかも。
負の雰囲気や感情というのは強力で、伝染しやすいので、ないのが一番ですから。

これから地獄の忙しさに突入するこの時期に
突然編集部員が一人減った編集部は本当に大変だけど
もっと忙しくなってから逃げられるよりもマシと考えて頑張ってくださいな。

今年の年末の君たちの“人でなしレベル”がどんなに上がっても
おばちゃん、広い心で受け止めるからね〜(笑)。

今年の年末は The Show Must Go On な感覚になる出来事が起きますね。
何が起きても人生は止まらないからなぁ。





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