It's So Easy
Guns N' Roses - It's So Easy
なんでも、現代の若者は「タイパ」重視で
「ゼロリスク」傾向にあるとか。
そんなことを討論するAbema動画を観て思ったのが
「リスクの敷居がかなり低くなっているなぁ」ということ。
つまり「そんなことすら“リスク”なんだ!?」と
リスクをリスクと意識することなく生きてきた五十路BBAは
と〜っても驚いたわけです。
でも「古い昭和な対価が対価として機能していない可能性がある」
という、成田悠輔さんの意見を聞いて腑に落ちました。
私自身、20代から“昭和な価値”を無視して生きてきたとは言え
周囲からの同調圧力はヒシヒシと感じていたので
その価値の何たるかは理解せざるを得ない状況でした。
“昭和な対価”などどうでもよく、ずっと遠巻きに見ていたせいか
世の中の根本的な価値基準が変わったとしても
一旦そうなった要因を理解すれば、すんなりと受け入れられます。
現代の若者が、投入する時間とリターンの規模を比較した上で
失敗した場合と、それが引き起こすであろう悲惨な結果を
第一に想定してゼロリスクになると知って合点がいきました。
現代の若者は生まれたときから浴びている情報量が多いので
自分と周囲の関係性や自分なりの距離感を
幼い頃から模索&構築しているのでしょう。
そう考えると、取り立てて実現したいことのない人は
ゼロリスク志向で無難に目立たず生きる方が気楽だろうし
今はそれで生きられる世の中になっているのだと思います。
興味深い点は、得られる情報量が豊富だと
好奇心が刺激されてリスクを恐れない人が増えるのではなく
最初にリスクとリターンを計算する人が増えることです。
そこに得られる対価の価値変化を加味すると
自分が20代の頃とは思考も志向も異なる若者が
量産されていても何ら不思議はありません。
そんな私も離婚後はシングルライフを謳歌しているので
恋愛するとか、誰かと一緒に住むとか、もう面倒です(笑)。
幸せとは自分の心を喜ばすことですからね♫
いつの時代も、老いも若いも、その時々の対価を意識しながら
自分にとって最も気楽な生き方を選んでいくものですね〜。
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