水が、消えた。

いやー、普通の会社の人たちに淡い期待を抱いていた私が世間知らずでした😅

昨日のブロクで登場したイギリス人男性。
彼が英訳した質問は日本人スタッフとは一切共有されておらず
しかし彼はその質問を昨日のインタビュイーたちに渡していたため
その質問でインタビューを行え、自分のスマホを貸すので
そこに入っているデータを見ながらやってもいいと、言われて驚きました。

インタビューにとって質問は大きな要素です。
その質問を英訳し直したとは言え、内容が変わっている可能性もあり
インタビュー直前に「僕のスマホ使っていいから」といきなり言われて
さすがに困りながらも呆れました。
最低でもプリントアウトして持ってくるのが普通ですよ、これ。

昨日はディレクターさんから事前に質問表(前日と同じ内容)をもらい
それに沿って質問をしながらインタビューを進めました。
実質、このディレクターさんに私は雇われていたわけだし
事前に確認したら「これでやってください」と言われたので。

ただ、英語ネイティブではないインタビュイーたちだったので
件のイギリス人作の英語の質問のキーワードを自分で決めて
質問内容を覚えていたらしく、私は順番に質問しているにも関わらず
答えがちょっと逸れていたりして、若干グダグダな仕上がりでした。

でー、仕事を終えて、喉を潤そうと
持参したミネラルウォーターを取るため荷物を置いている椅子を見たら
こつ然と消えていました、マイウォーター(開栓済み)。

スタッフと関係者10人ほどしかいない密室の中で
どうやったら開栓済みのPETボトルが消えるのか……不思議です。

ちなみに会社スタッフが準備していた水は日本のメーカーのもので
私の水は海外のメーカーのものだったので、見るからに別物という状況で
人の荷物の近くにある水を「提供された水」と間違えて持っていくかなぁ?

仕事現場に持っていった水が消えるなんて、生まれて初めてです。
外国人関係者が部屋から出た途端にガラリと態度が変わった日本人スタッフといい
今回の現場はいろんな意味で👎すごい👎現場でした。
そんな現場でもニコニコ仕事ができるくらい器を広げないとな〜。

話は変わりますが、昨夜、仲良し翻訳女子さんから連絡がありました。

数回前のドイツ語→英語の機械翻訳についてのブログを読んだらしく
3年前に彼女がイギリスの大学で翻訳学を学んでいた時点で
ヨーロッパでは「機械翻訳→ポストエディット」が主流になりつつあったとのこと。
私が訳した文章は「ポストエディットされていない可能性が高い」と言っていました。

彼女のこの情報でとても納得し、気分がスッキリしました。
Ayakaさん、さんきゅです😘

すでに機械翻訳OKなら、AIでの翻訳にほどなく移行するはずです。
言語としてギャップの大きい2つの言語間の翻訳であっても
AI翻訳のレベルでOKな内容のものはけっこうあることでしょう。

これからのプロの翻訳業には
言葉の成り立ちや表現の背景にある文化をしっかりと理解した上で
文脈に最適な言葉を選ぶ能力がますます必要になってくると思います。
この小さな言葉遣いの違いが読み手に違和感を与えない深みになるので。

この仕事、いろ〜んな意味で深いなぁ。

この三連休は自宅で翻訳する気力がまったく出なかったので🥴
今日こそ2300ワード記事を完成させるべく、がんばります!



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