自分の中のクズ
【ReHacQvsNewsPicks創刊編集長】クズはどう生きるか...
エリート至上主義に物申す【高橋弘樹vs井上慎平】
今朝は寝起きで上の動画の前後編を一気に観ました。
30代、40代の円熟味も加わった現役世代が「クズ」を考察する内容。
めちゃくちゃ興味深かったのです。
でも「これって男性だからってこともあるんじゃないの?」と
ふと思ってしまった箇所もいくつかありました。
●子育てと仕事の両立が鬱のきっかけになるかも
核心的な目標である「モテたい、金欲しい」で仕事を頑張って
その目標を無事に達成(=結婚✅出世✅)したあとで
子育てという「自分だけじゃない世界」に入ったときの
想定外の「あれれ、なんか違うぞ」という違和感と焦燥感。
サロゲートで子供を持つ女性は別として
自分で子供を妊娠して生み育てる女性の場合、子育ては大変ですが
妊娠という体の変化である程度の心の準備ができる気がします。
私は子供を持つことに興味がなかったので子供はいませんが
自営業の女友達を見ていると、有料無料の子育て支援を確保してから
子作りを始めるケースが多かったように思えます。
出産後も仕事を継続するための地固めを最初にやるって感じですね。
実際、彼女たちは産後1か月程度で仕事に復帰していました。
そういう状態を近くで見ていたこともあり
そこまで環境を整えられない自分には育てられない確信があったので
「子供は要らない」と思ったわけです。
●30代になると体力が衰える
これ、私は感じたことがなかったですね。
彼氏と一緒に住んでいても、結婚して旦那と住んでいても
30代は20代と大して変わらない体力と気力を維持できていたし
家事なども普通にこなしていましたから。
体力の衰えを感じたのは40代に入ってからですね。
徹夜ができなくなり、真夜中の電話インタビューが辛くなったことが
それに気づく大きなきっかけでした。
男性の方が30代での体力や気力の衰えを感じやすいのでしょうかね?
●若い頃の嫌われたくない、良い人でいたい気持ち
これは理解できるのですが、私はフリーランスになった時点で
自ら一般社会人との競争から離脱して、楽な気分になったタイプです。
20代後半までに、マウントを取りたがる女子たちが仕掛けてくる
無意味な女子レースに乗らない・無視するという態度になっていたため
それが一般人に拡張しただけで、案外簡単に切り替えられましたね。
きっとその時点で「良い人と思われなくてもいい」や
「人に嫌われてもいい」に対する敷居がぐ〜んと下がったと思います。
当然、人に好かれたいために媚びへつらうこともしなかったし
常にニュートラルな気持ちで人と接していましたから。
まあ、正反対の気質の男女からは仕事でイジメられましたが(苦笑)。
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まあ、そんなふうに自分の過去を振り返るのに最適な動画でした。
上の動画は若い人だけじゃなく、年配の意識も擦ってくれる内容ですよ。
ほんと、特にここ数年の世の中の流れはどんどん加速していて
それに追いついていくことで精一杯な人もたくさんいると思います。
特にITの進化が鬼速で、様々な機能のアプリがどんどん出現していますが
それらすべてが必要という人はそうそういないと思うんですよ。
まずは、必要なもの・興味あるものを取り入れて使うことから始め
面白いと思ったら勉強して行けばいいし、そうじゃなかったら
必要なものだけ抑えるでいいんじゃないですか?
逆に、現在のテクノロジーのめくるめく進化は
私のような還暦過ぎでも仕事したい人間にとっては天の恵みですよ。
どんどん退化する脳を刺激してくれますから♪
例えば、ChatGPTとのブレストは形式上は1 on 1とは言え
ChatGPTが引き出してくる情報量は1人分じゃないし
私仕様の情報に寄せて提示するとは言え、あえて突っ込むと
変化球を投げてくれるので、脳を刺激するには十分ですね。
あ、ここまで書いて気付きました。
上の高橋さんや井上さんと違って、私は一人でも寂しくないタイプです。
一人での外食は苦手ですが、一人でいて寂しいと思うことはないし
50代を過ぎてからそれが顕著になっている気がします。
もちろん、友達と会って食事することも好きですよ。
でも、それがないから寂しいとはならないんです。
もしかしたら、男性の方が一人だと寂しい確率が高いのかも。
いずれにしろ、人の内側では天使と悪魔が共存していて
当然クズの側面もあるわけで、私も例外ではありません。
歳を取ればそんな自分を受け止められる余裕が出てくるので
若いうちは他者と競争を止めればいいだけだって思いますよ☺️
そんなことを考えた日曜日の朝で〜す♪
さて、掃除したら『堕落論』(坂口安吾著)を読むかな📖
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