賢人の知恵! 🤣

仕事中のBGMとしてApple Musicの「Aリスト:マンドポップ」が
定番化しているmikiです。

言葉の意味がわからない分、音として聞かれるので便利なのですが
ときどき知っている言葉が出てくると一気に意識を持っていかれます。
そんなときは「あ、休憩しろってことね」と勝手にBreak Time(笑)。

さて、昨日、ある動画で知った「賢人の知恵」。
これはバルタザール・グラシアンの本のタイトルじゃなくて
経済評論家の上念司さんが発見したらしい相手をやり込める手法。

以下の動画を見ると詳細がわかります。


お役所仕事の大東亜戦争 第1回 「賢人の知恵」で語る大東亜戦争 倉山満 上念司【チャンネルくらら】

これを見たとき、最初から声を出して笑ってしまいました。
そして思い出したのが、駆け出し翻訳者だった頃のとある編集者のこと。

その人は「お前の翻訳、クオリティが低んだよな」とおっしゃり
「どの点が? じゃあ、どうすれば良いのですか?」と聞く私に
「そうだな、『万葉集』を読めばわかると思うよ」と答えました。

自宅にたまたま『万葉集』があったので、2日ほどで大急ぎで読み終え
翌々日に「『万葉集』を読み切ったのですが、よくわかりませんでした」と
件の編集者に伝えたら……

「お前、それもわからないのか! 自分で考えろ!!」

……と言い、彼はその場から立ち去りました。

最初にクオリティ云々の発言があった場に居合わせた編集者にも
「どういうこと?」と聞いたのですが、彼も意味不明だと(苦笑)。

この“万葉集読め”編集者は、その後、年功序列システムに上手く乗っかり
その出版社で順当に役員まで上り詰めるも
気に入らない従業員を陰湿な手段で排除するタチが災いしたのか
21世紀に入ったら、いつの間にかその会社から消えていました。

結局、中身のない人はどこかでバレるんですよね〜。
周囲にバカ正直と言われようと、もっと賢く立ち回れよと助言されようと
愚直に嘘をつかずに生きていると中身が充実してくるし
ちょっとやそっとの逆境では潰れない強さも身につきます。

メディアは基本的に現政権のミスを叩くことに終始している感があります。
その点で代替案を出さずに、何でもかんでもNOを突きつける野党と一緒。

でも、政治なんて所詮は政治家同士の狐と狸の化かし合いでしょう。
国民のことを考えたフリのできる人が支持を受けて勝つ世界だと思います。
それなら、誠実なふりをして上手に国民を騙せばいいのに…と思う今日この頃です。

きっと国民側も、彼らの嘘を見抜きつつ上手く騙されたふりのできる人が
冷静に状況を判断でき、政治や権力に絡め取られないのでしょうね。
正しい意味での“賢者の知恵”をもっと増やさないとな。



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