寒いです〜
David Bowieの後にAlan RickmanとGlenn Freyまで
まるでBowieを追いかけるかのようにあちらに逝ってしまい
衝撃度ハンパない年明け最初の月ですよ。
同年代のフランス在住のオランダ人ライターとは
「私たちが子供の頃に聴いていた人たちがいなくなる時期だよね」
と話しています。
青春ど真ん中の頃に最も影響を受けた音楽を奏でていた人たちは
一番愛着が強いのだから、逝くと衝撃も大きいわけです。
ってか、自分が年寄りになってきている証なんですがね(苦笑)。
そんな年寄りなのに、ここ数年はK-Popにまで手を出している私。
大好きなTeen Topが新作をリリースして喜んでいるのだから
気持ちだけは若いと言わざるを得ませんな(笑)。
その新曲がこの「Warning Sign」。
なんでも、今回は抑揚の効いたセクシー路線らしいのですが
必要以上にキャッチーじゃないこの曲、けっこう好きですね。
過剰なオマケを避けてCDを注文したおかげで到着はまだですが
YouTubeにアップされた収録曲を聴くと
全曲とも分かり易くない楽曲に仕上がっているようです。
メンバーが曲作りにクレジットされていることを踏まえると
彼らの好みなのか、思いついたbits & piecesを合わせたらそうなったのか……。
いずれにしろ、キャッチーで分かり易い曲はすぐに飽きちゃうので
少し入り組んだ構成の曲の方がスルメのように長く楽しめるので好きですね。
そうそう、この間、仲良しボジオ夫妻と会ってお喋りした帰り道に
「どうして私はK-Popを好んで聴いているのだろう?」と考えてました。
一番の理由は、自分勝手に好き嫌いの判断ができること。
「この声が好き」とか「この子の顔が好き」とか「この曲が好き」とか
普段仕事で聴く音楽では刺激されない感情を持てるのがラクなのですよ。
そして、移動中にシャフルしながら聴いていて、ふっと聞こえてくる
それまで気づかなかった細かい音に驚くのが楽しいんです。
それが普通に音楽を聴いている証なんですよ。
仕事が絡んでくると、取材で出てくるであろうポイントを
重点的に聴くことが身についているので
普通に、自然に、音楽を楽しみながら聴くことがほぼないんです。
音楽好きとは異なるモードが働くわけですわ。
つまり、英語の通訳である私の本来の音楽好き感覚が許されるのが
絶対に取材対象になり得ないK-Popというわけですよ。
初めて耳にした瞬間から100%自分の好みで
あーでもない、こーでもないと勝手気儘に思えるわけです♪
子供の頃から音楽好きでずーっと聴いていて
仕事にすら関連しているので、正真正銘の音楽好きのはずなのに
「好き」を最大限発揮できるのがK-Popというのがなんとも……(笑)。
とは言え、今年もお気に入りのK-Popグループは聴き続けますよ〜。
「好き」を刺激しないとつまらない人生になっちゃいますからね。
コメント