あ、思い出した♪


一昨日、夜にグラミー賞授賞式の再放送を見ていて
WOWOWの特設スタジオに登場したNile Rodgersさんを見て思い出しました。



そーです、こんなことを去年やってたんです。
Nileさんから見た右手に座って通訳していたのですが
ものすご〜く穏やかな空気が流れていましたよ。
どんなに有名になっても普通の態度の人は本当に素晴らしいです!
ってか、たぶん中途半端な有名人の方が態度悪いのかも(苦笑)。

ところで……。
実はこの動画のもともとの字幕は、誌面用に翻訳した私の原稿を
編集長が編集して記事原稿に書き換えた文章を
撮影した映像作家さんが画面下に切り貼りしたものでした。
GM編集長が動画をアップする前夜に
「ちょっと確認してもらえますか?」と言ってくれて助かりましたよ。

耳から聞こえてくる言葉と字幕が違うし、文字数が多すぎて読み切れないしで
虫酸が走るほど気持ち悪かったです。
同じシリーズのガスリーさんの動画の字幕がまさにそう!
コメント欄に「ポンコツ(字幕)翻訳」と書いている人がいるくらいです(苦笑)。

誌面に載せる記事用の翻訳の場合、文字を読むことを前提にしているので
いわゆる言葉を言った順番でそのまま訳す「ベタ起こし」であっても
日本語として意味の通じる「書き言葉による文章」にします。
編集者が誌面スペースに合わせて編集し易い文章というわけです。

一方、字幕というのは全く異なる翻訳技術が必要になります。
情報を全部詰め込みたい、話者の言葉を全部知って欲しいという気持ちを抑え込み
発言の秒数で読み切れる日本語の字数にするために
キモの部分を抽出して「話し言葉」として翻訳するんですよ。

動画のアップまで時間がなかったので
夕飯もそこそこに、発言の秒数を出して、翻訳し直す作業を行いました。
急いだせいで「開く閉じる」が統一できていないので
これも若干ポンコツ字幕と呼べるかもしれませんね(笑)。

技術の進歩でYouTubeなどには字幕付きの動画がたくさん上がってますが
いちいち動画を止めて字幕を読む必要のあるものもたくさんあります。
動画というのは「動く」という流動性が要のメディアですよね?
字幕を読むために動画を止めるなど本末転倒のような気がします。
ちがうのかなぁ?………



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