喝が入ったぞ😀

Benedict Cumberbatch reads Sol LeWitt's letter to Eva Hesse

一昨日YouTubeのオススメに上がってきた上の動画。
「なんだろう?」と見る気もなしに見たら
カンバーバッチさんの朗読で思いきり喝が入りました!🙏

このイベントは2017年開催の「Letter Live」というものらしく
イベントの詳細は上のリンクから飛んでもらうとして
とにかく、生身の人間が書いた手紙を、生身の人間が読み上げたときの
迫力と感情はAI音声で作ったプロダクトとは全く違う効果があります。

ちなみにSol LeWittからEva Hesseへの手紙はこれ

13歳からコロラドに行くまで、1歳下の文通相手Marlaと
ほぼ隔週で手紙を交換していた頃を思い出しました。
1970年代後半〜80年代なので、すべて手書きでしたよ。

今年は5月以降、思うような展開に持って行くことが叶わず
逆にストレスだけが増える状況が続いています。
もちろん、密かに、静かに、ブチギレていることもありますよ。
でも、やっと少し息ができるようになったときに
上の動画と出会ったのも天の導きなのかなと思ったり……。

人間の声にはAIに代替できない深さや感情があると思います。
当然、受け止める側の感受性にもよると思いますが
AI音声で読まれたストーリーは何かが欠けている感じがします。
話の筋はわかるけど、それだけというか……。

世界中に個性を持った声で歌う「シンガー」がいます。
日本には声だけで演技する「声優」という素晴らしい存在があります。
AI音声の登場で、そういう生身の声の価値や意義を
改めて実感できる時期にきている気がします。

生成できる楽曲やストーリーの多さという点でAIは驚異的です。
膨大な情報の中からランダムにつなぎ合わせるのだから
そりゃあ人間が敵うわけがありません。

でも、人間にしか出せず、感じられない「空気」や「感情」を
感情を持たないAIは再現できないのです。
そこに感情を見出すのは、感情を求める受け手側というだけです。
受ける側が、自分の内側で、感情を捏造しているだけの話。

そういえば、スマホだと邪魔が入りすぎて音楽に集中できないと
ウォークマンを使う若者がいるという話を小耳に挟みました。
Appleさん、現代版iPodを再販したらいかがですか?

物事は何でもそうだと思うのですが
利便性を突き詰めると、一定の機能だけを求める時期が到来します。
「便利すぎて不便」「便利すぎて使いづらい」になるんですよ。

新しいものに飛びつく時期が過ぎて
既存のものの価値を再発見し、新しいものと融合する。
AIに於いても、この先そんな時代になる気がしています。
AIは所詮プログラムですからね😉




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