4th of Julyは武道館で


アメリカでは独立記念日の7月4日。
各地で花火が上がったことでしょう(たぶん)。

私はそんなこととはぜ〜んぜん関係なく、日本武道館でコンサートでした♪
唯一お気に入りのK-PopアイドルTeenTop君たちのデビュー5周年記念ライブ。
彼らを武道館で観るとは思わなんだ(笑)。

前回のライブとは違い、5年間を総括するような選曲で始まり
MCではお得意の特定メンバーいじりで観客を笑わせ
「まー、よく体力持つもんだ!」と思うほどの激しい動きで踊り歌う。
早朝に韓国から移動し、昼前に会場到着してリハーサル。
14時から昼の部スタート(夜の部もある2回公演)が可能な彼らは
21歳前後の若者であっても本当にプロフェッショナルですな。

こういうプロの仕事を見ると、こっちのやる気も刺激され
「今のこの体たらくはイカンな」と帰路は一人反省会をしてました(笑)。
いや、ほんと、五十路の今だからこそ出来る仕事があるはずなのに
次にやることを真剣に探していない気がず〜っとしているので
どんな状況でもベストを尽くす若者の姿でスイッチ入っちゃうわけですよ。
再び良い刺激を受けてきました☆

目立つことが大嫌いな完全裏方気質の私には
不特定多数の注目を集める仕事をしたい人の気持ちがよく分からないので
以前知り合いのボーカル君に「どんな気持ちなの?」と聞いたことがあります。

彼曰く「自分を好きになってくれて、ライブを見に来てくれて
感激して涙まで流してくれるなんて嬉しいじゃないですか!」

私は「・・・・・」と返す言葉を失いましたよ。
だって愚問だったんですから。そこに理由なんてないようですもん。
これって本当に気質や性格の違いなんだと実感しました。
ま、私は人様に見せるような能力&容姿ゼロゆえ、端っから無理ですがね(笑)。

相変わらず量産されている韓国アイドルですが
数年すると自然淘汰され、残るのは能力と自分らしさを持つ者のみ。
スタートラインに立った後の方が大変なお仕事だと思います。
っていうか、どんな仕事もそうですよね?

努力して特定の能力を磨き、その能力で食い扶持を稼げるようになり
経験を重ねる中で自然に能力が向上し、独特の「らしさ」を発揮し始め
人から乞われることで自信を増し、仕事人としての自覚が生まれる。
これがたぶん最初の10年くらいでしょう。

経験年数が二桁台になった最初の頃はまだ能力に若干の不安を抱えながらも
体力も気力も最高の時期なので、勢いでするするーっと時間が流れて行く。
経験年数が四半世紀に近づく頃になる体力と気力が若干落ち始めるので
ここで驕らずに、自分の年齢と能力を踏まえたやり方を見つけないと
その後に来る3rd decadeは楽しく仕事ができない。
で、私は今ここ↑。

一つの仕事を30年近くも続けられていることの幸運と幸せを感じながら
頑張る若者たちのために五十路オバちゃんに何が出来るのかを
じっくり考え続けております。
何か面白い仕事をしたいな〜〜〜♪



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