Beyond
中島美嘉 『Beyond』MUSIC VIDEO ここ1週間ほど、朝目覚めると頭の中でこの曲が鳴り始めます。 いやー、ほんと、どういうことなんでしょうかね? 毎日ですよ……とても不思議です。 今週前半は11時間耐久のお仕事をする羽目に。 最初「20分間の字幕校正を5時間でお願いしたい」と言われ その尺で字幕校正なら大丈夫と引き受けた途端に 後出しジャンケン的に「実は全部35分あるのでやってほしい」と。 これはCATツールではなく、字幕編集アプリ上で行う仕様で 映像データ、英語字幕ファイル、MTの日本語字幕ファイルが 提供されました。 字幕編集だけなら何の問題もない手持ちの古い字幕編集アプリに 映像データと日本語字幕ファイルを突っ込で確認したら なんと、医療系……それもある治療薬のレクチャー動画。 入門編とは言え、最初の5分で専門用語の嵐になり 「こりゃあ5時間じゃ無理」と翻訳会社の担当者に伝えました。 実際に作業してみないと何時間かかるのか分からなかったので 10分間の字幕校正をしたところで、3時間半かかることが判明。 EODまでに納品出来るよう頑張ると伝えて 他のことなど考えないほどの集中力で11時間作業を継続。 この日、口にしたのはクッキー数枚と水だけ(苦笑)。 最終的には90分遅れの午前1時半に納品したのですが 字幕の校正よりも、英語&日本語による専門用語の確認が多すぎて 通常の3倍の時間がかかってしまいました。 いやー、ギャラを考えると本当に割に合わない(笑)。 そんな超絶集中している間に、同じ翻訳会社の違う担当者から LinkedInにメッセージが入っていたのですが そんなものは確認しに行く余裕など皆無でした。 翌日に確認したら、その日のEOD納期で50分の字幕校正の打診。 私からの返事がなかったので、その担当者は他の人を見つけたのですが あのコンテンツの50分映像は字幕校正であっても1日じゃ無理です。 とは言え、午前中にOnline MTGを行い、短い翻訳を2本納品し 暇だなと思っていたときの20分の字幕校正依頼は嬉しかったし 新たな分野に触れられたのは楽しかったですね。 会社側は入門編なので普通の翻訳者でも大丈夫と思ったのでしょう。 ただ、医療系のコンテンツは機械翻訳(MT)との相性が良いようで 専門用語のグロッサリーをCATにインストールしておけば ...